お茶に癒され、職人技に魅了され...。瀬戸焼の魅力に迫るオンライン茶会に初参加!

#食 
緑茶を楽しみながら瀬戸焼の魅力に触れる! 伊藤園主催のオンライン茶会に参加

ここしばらく、お家時間が増えたこともあってか、自宅でおいしい日本茶を楽しもうという人が増えていると聞きます。

熱烈なコーヒー党だった私も、気づけば日本茶を飲むことがぐんと多くなりました。
キリッと味わい深いのに、たくさん飲んでも「飲み疲れない」というか...。なんとなくほっとできるところが気に入っています。
緑茶にほうじ茶、抹茶と、種類が豊富なのも、選ぶ楽しみがあって良いですよね。

そんな日本茶の魅力にハマリつつある今日このごろ。日本茶を飲みながら楽しめる「オンライン茶会」なるイベントがあると聞いて、参加してきました!

9月10日に開催された、伊藤園主催の「オンライン茶会」。やきものの産地としてして知られる愛知県瀬戸市と中継がつながっていて、茶カテキンたっぷりのおいしい緑茶を味わいながら、瀬戸市や瀬戸焼の魅力に触れられるというイベントです。
瀬戸焼作家さんによるお話や実演もあり、「器」という視点からお茶の文化を楽しめるとあって、楽しみにしていました。


白さ際立つ瀬戸焼と瀬戸市の美しさ

まずは、瀬戸市役所ものづくり商業振興課の方々が、瀬戸市の魅力と瀬戸焼の特徴を解説してくださいました。

名古屋市の北東に位置する、千年以上続くやきものの街、瀬戸市。陶器だけでなく磁器も作られることや、土の特性から白い焼き物を作ることができるという点が、瀬戸焼の特徴なんだとか。

六古窯の他の産地と比べても、瀬戸の土の白さは特徴的

ここで、古来の陶磁器窯のなかでも代表的な6つの産地「六古窯」の土が登場。他の産地の土と比べると、白さが際立ちますね!


すっきりした苦み&甘み。初めて味わう緑茶の「オンザロック」

次は、瀬戸市在住の伊藤園ティーテイスター成河さんによる、緑茶の「オンザロック」の作り方です。

瀬戸市在住の伊藤園ティーテイスター成河さんが、緑茶の「オンザロック」の淹れ方を伝授!

使用するのは「一番摘みのお〜いお茶」と、ステンレスフィルター付きの2層構造ボトル「ふるふる2層ボトル」。一緒に作っていきます。

1. ふるふる2層ボトルまたは急須に、ティースプーン1杯分の茶葉を入れる。
2. 熱湯を100ml入れる。
3. 蓋をして60秒蒸らす。
4. 湯飲みに氷をたっぷり入れ、少しずつ注ぐ。
*お茶のうま味が凝縮された最後の一滴まで残さず注ぐのがポイント!

氷たっぷりの湯飲みを用意。お茶の旨味が詰まった最後の一滴まで注ぐ

お茶を淹れるお湯の温度としては、一般的に80度くらいが良いとされていますが、今回はあえて熱湯でカテキンをたっぷり抽出し、渋味を楽しもうという飲み方だそう。

実演を参考にしつつ淹れてみましたが、キリッとした渋味だけでなく、甘味も感じられておいしい!「一番茶には甘味の成分が多く詰まっているので、お茶っ葉を選ぶ時は一番茶がおすすめですよ」と成河さん。なるほど〜。

お茶菓子におすすめの、地元の銘菓「ねこ饅頭 たま」 (肉球型がキュート!) の紹介もあったりして、ほっこりした気持ちで視聴を続けます。

川村屋賀栄さんの「ねこ饅頭 たま」。子どもたちにも大人気の銘菓

ちなみに、瀬戸では「招き猫まつり」というお祭りがあったりと、猫に縁の深い街なんですって。猫好きさんは要チェックですね。


作家さんの凄技に驚き! 呉須を使った染付や「蛍手」の実演

オンザロックに舌鼓をうったあとは、お二人の瀬戸焼作家さんによる実演を拝見します。

★瀬戸染付焼伝統工芸士・加藤真雪さんによる染付の実演★

瀬戸染付焼伝統工芸士・加藤真雪さんが、呉須を使った染付技法「濃み」を実演

今回見せていただくのは、「濃み (だみ) 」と呼ばれる技法。素焼きにシャープペンシルでアウトラインを描いてから、顔料をほうじ茶で溶いた「呉須」を絵筆でのせ、花びらを描いていきます。
特徴的な太い筆を使って、呉須を溜めたり筆に吸わせたりすることで、濃淡をつけていくのだとか。

作家さんの見事な筆さばきに、目が釘づけ! チャット欄も「きれい」「繊細なワザ」と大盛り上がりです。

太い筆をたくみに操って、呉須の濃淡を調整していく

できあがりでは、鉛筆線は焼き切れ、呉須の絵が藍色に変化するのだそうです。
瀬戸市の工房では、染付体験ができるとのこと。いつか遊びに行って体験してみたいですね。

★陶芸家・樽田裕史さんによる「蛍手」の実演★

陶芸家・樽田裕史さんが、透かし彫りが美しい「蛍手」の制作過程を実演

蛍手とは、透かし彫りにした後、透明釉でその空間を埋めてから焼き上げる技法。透かし彫りからやわらかな光が漏れ、幻想的な美しさが人気です。
今回は透明釉をかける前の、透かし彫りの過程を拝見しました。

まずは、2種類の刃物を使って表と裏から線を貫通させます。余分な生地を削って表面を整え、線に沿って丁寧に彫り込んでいきます。

湯飲みの「高台」部分まで及ぶ、繊細な彫りが特徴

器の底にあたる「高台」の彫り込みも、すごく繊細...。花のつぼみや流れ落ちる水を思わせる、有機的な美しさです。

完成した器の魅力に触れることはできても、その制作過程を拝見する機会はなかなかないとあって、チャットによる質問タイムも活況! おふたりの技に感嘆しきりのひとときでした。


日本茶インストラクター直伝! 瀬戸焼でいただく水出し緑茶

日本茶インストラクターのブレケル・オスカルさん。瀬戸焼の器を使った緑茶とお菓子のティータイムを演出。

最後は、日本茶インストラクターのブレケル・オスカルさんが登場。
スウェーデン生まれで、2014年に日本茶インストラクターの資格を取得されたオスカルさん。「青い目の日本茶伝道師」とも呼ばれ、世界中で日本茶の普及に取り組まれているのだとか。
そんなオスカルさんが、お茶会の冒頭で購入した急須と湯飲み、お皿を使って、水出し緑茶とお菓子 (またまた「ねこ饅頭 たま」登場!) の楽しみ方を教えてくれました。

ティースプーン4杯の「一番摘みのお〜いお茶」に、200mlほどの水を入れて約3分。
水出しの時間はもっと長く15分ほどでも良いそうですが、「今日のお茶は味も香りも早く出るので短めでも大丈夫」とオスカルさん。

瀬戸焼はバリエーション豊富だからきっと好みの一品が見つかる、とオスカルさん。

素朴な質感の湯飲みに緑茶の鮮やかな緑色が映え、見た目の美しさも楽しめます。
ティーポットを思わせるモダンな急須も、お菓子を盛ったかわいい緑のお皿も、それぞれに違った味わいと魅力があります。
「瀬戸物は、とってもバリエーション豊か。誰でもきっとお気に入りの瀬戸物が見つけられるのでは」というオスカルさんの言葉にも納得です!

◇ ◇ ◇

今回初めて参加した、オンライン茶会。おいしいお茶のおかげもあり、終始の〜んびりとリラックスした気持ちで楽しめました♪

来たる10月1日 (金) は「日本茶の日」ということで、YouTubeのライブ配信も行われるそうです。

当日は、豊臣秀吉が大茶会を催したことで有名な「北野天満宮」をはじめ、全国の茶産地と中継がつなげられ、「日本茶の日」の由来やお茶が普及したきっかけから、全国の茶産地ごとのお茶の特徴、淹れ方や楽しみ方まで、お茶の魅力に迫る情報が盛りだくさん!

皆さんもおいしい日本茶を淹れてほっこりしながら、全国の茶産地を旅する気持ちで視聴してみてはいかがでしょうか?

文=さいとうあずみ

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