約3割の女性が離婚を考えた! モラハラ、マザコン、借金、不倫…匿名アンケートに寄せられた主婦たちの告白

#くらし   
 離婚を考える主婦

今年5月に厚労省が発表した人口動態統計によると、昨年度(2020年4月~2021年3月)の離婚件数は19万2062件。約2~3分に1組が離婚している計算になります。離婚にまでは至らなくとも、ふとした瞬間に「離婚」というワードが頭によぎったことがある人は、きっともっと多いはず。レタスクラブで連載した『マンガでわかる 離婚まで100日のプリン 決別or再構築、どうしよう?』にちなんで、今回は主婦296人にアンケートを実施。今までに「離婚を考えたことがあるか」を聞きました!

離婚したいと考えたことはありますか?

離婚したいと思ったことはありますか

(2021/9/15~20アンケート実施。回答者296人のうち「女性・既婚者(離婚経験者含む)」の236人の回答を抽出)

「離婚したいと考えたことはありますか?」と質問したところ、「ある」と回答した人が30.9%。約3割の人が一度は離婚を考えたことがあるということがわかりました。その理由を聞いてみると…

「家政婦扱いされた時」
「家族の一大事に『俺はわからないからお前がやれ』と丸投げされた時」
「暴力、モラハラ、完全にいじめ」
「子どもと私が熱を出して大変な時に、友達とゲームをしに行った時」
「価値観が合わない。子どもの将来への考え方のズレ」
「毎日帰って来ると、自分の部屋にこもってご飯もリビングで食べようとしない。子どもにも興味を示そうとしない」
「何度か嘘をつかれて浮気をされた時」
「マザコンなところを見た時」
「夫の実家で親戚からの嫌味攻撃にあっていた時に、味方についてくれなかった」
「姑が嫌すぎて…。将来、姑の面倒を見なければいけないかと思うと、毎日涙が出て耐えられない」
「給料カット」
「借金発覚時」

浮気、モラハラ、DVなど、夫の言動に端を発するものもあれば、嫁姑問題や経済的理由から離婚を考えるケースも多くみられました。中には、離婚までには至らずとも「もう既に家庭内別居」というコメントも。


モラハラ、DV、不倫のトリプルパンチで離婚を決意

離婚を題材にした書籍『マンガでわかる離婚まで100日のプリン 決別or再構築、どうしよう?』では、離婚に至るまでの数々のエピソードが綴られています。今回そのストーリーの一部をご紹介しましょう。

夫のDVに悩まされる日々

ナースだったプリ子は夫のプリ彦と出会い、結婚。妊活の末、めでたく子宝に恵まれたものの、夫は家事にも育児にも非協力的です。何もしないどころか、専業主婦となったプリ子に対してモラハラ行為を繰り返す始末。それは次第にエスカレートし、いつしかDVにまで発展していきます。

夫の不倫が発覚!

ある日、プリ子は夫の不貞行為の証拠を見つけてしまいます。今までガマンしてきた鬱憤が爆発するプリ子。これを機に離婚への道を歩み始めることに。

離婚後の生活に不安が押し寄せるも…

離婚を決意したプリ子は、裁判で優位になるための不倫の証拠固めや、離婚後の生活の土台作りに取りかかります。その中で直面したのは、再就職や子どもの保活の過酷さ。離婚後の生活に不安が押し寄せ、気持ちが揺れることもありながらも、一歩一歩離婚に向かって突き進むプリ子なのでした。

今回のアンケートでは約7割もの人が「離婚を考えたことがある」と回答しました。そのうち実際に離婚したという人はごく少数ではありましたが、プリ子のように迷い悩む日々を過ごしている人は多いのかもしれませんね。

文=酒詰明子

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