本家EXILEメンバーのお墨付き「ネコザイル」!? おどってうたうネコたちがてんこ盛り

EXILEならぬ「ネコザイル」

地域のボス猫に守られていた三毛猫。手を差し伸べてみると…/ミケちゃんとやすらぎさん

NESMITH(EXILE)さんも激推し!
ネコたちのパフォーマンスから目が離せない!

「このネコ、絶対センターでスポットライト浴びてる気分のはず!」

「ちょっと待ってこのコ、目線まで考えてポーズ決めてない?」

ページをめくるごとにそんな言葉が思わず口をついて出る、猫の写真集『おどるネコうたうネコ』が発売されました。手がけたのはSNSフォロワー28万人以上、人気の猫写真家・沖昌之さんです。

猫同士でじゃれあっている動きがまるで踊っているように見えたり、大きなあくびは絶唱しているように見えたり。斬新すぎるダンス、情緒たっぷりに歌い上げる様子、さらにはEXILEならぬ「ネコザイル」のクオリティは、帯に登場している本家EXILE・NESMITHさんのお墨付き! 写真に添えられた猫のセリフにも、思わずクスリとさせられます。

舞台本番前の集中術


一瞬を切り取る写真だから、その前後は自由に想像できる

沖さんは7~8年前から東京の下町や河川敷で暮らす地域猫を撮り始めました。今では全国各地を訪れるようになりましたが、一貫して地域猫をメインに撮り続けています。
この写真集に登場する猫たちの、なんとまあ、みんな生き生きとして生命力にあふれていることか!

写真ならば、見る人がイメージをふくらませることができます


沖さんは「一瞬をとらえることで前後がわからなくなる」という、写真の不自由さゆえに生まれる想像力に魅力を感じると言います。
確かに、猫の一連の動きを動画で見たら、「毛づくろいしているだけ」「遊んでいるだけ」と一目でわかるものも、写真ならば、見る人が「まるでおどってる」「うたってる」とイメージをふくらませることができます。

そして、どの写真からも共通して感じられるのは、猫を見つめる沖さんのあたたかな視線と深い愛情。
人と猫がなかよく共存できる世界であってほしいという沖さんの願いを感じますね。

文=渡邉陽子

【著者プロフィール】
沖昌之
1978年神戸生まれ。家電の営業マンからアパレルのカメラマン兼販売員に転身し、2015年に「猫写真家」として独立。個性的な視点で猫写真を発表。全国各地で個展を開いているほか、デパートの展示場や博物館などで猫関連の展覧会に携わっている。著書に『ぶさにゃん』『明日はきっとうまくいく』『必死すぎるネコ』など多数。

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