投資初心者がまずチェックすべきは「NISA」! 投資商品をリスク順に並べてみたら/サイフの穴をふさぐには?(5)

#くらし 
投資商品は種類もさまざま…初心者におすすめなのは?

『サイフの穴をふさぐには?』5回【全7回】


家族の将来や、自身の老後を見すえて「今よりも貯蓄を増やしたい!」と思っている方は多いでしょう。貯蓄を増やすためにまず思い浮かぶのは節約ですが、「節約してもお金がなかなか貯まらない」という話もよく耳にします。

元銀行員でブログなどでお金に関する情報を発信するオロゴンさんは、「貯蓄を始めるなら、まずは身のまわりのお金や社会のルールに目を向けることが必要」と語ります。

貯金がゼロなら節約はもちろん必要ですが、貯蓄を増やしていくためには、給与明細をきちんと確認したり、投資について勉強するなど、お金の情報をきちんと知ることが大切なのだそうです。

『サイフの穴をふさぐには? 学校も会社も教えてくれない税とお金と社会の真実』(KADOKAWA)から、「投資初心者がまずチェックすべきは『NISA』! 投資商品をリスク順に並べてみたら」を紹介します。
「貯蓄って何から始めたらいいんだろう?」そんな方がまずすべきことを、イチから学ぶことができます。

※本作品は著/オロゴン、監修/大河内 薫の書籍『サイフの穴をふさぐには? 学校も会社も教えてくれない税とお金と社会の真実』から一部抜粋・編集しました

投資初心者がまずチェックすべきは「NISA」! 投資商品をリスク順に並べてみたら

アイコン1

【主人公】ごく普通のサラリーマンの僕は、お金があるとつい使ってしまうタイプで貯金もない。

アイコン3

【フゴー】ふとクローゼットの奥からブタの貯金箱を取り出すと、ブタの貯金箱は自分のことを「金と知恵の神、フゴー・マネーリテ」と名乗り、「お金」について話し始めた…!

僕はフゴーにお金が少し貯まったら投資をするのが良いと聞いたけど、投資にはさまざまな種類があるらしい。
投資信託、株…ほかにどんなものがあるのだろう?

投資商品は種類もリスクもさまざま

アイコン3

フゴー:「投資には、“FX”っていうのもあるな」

アイコン1

僕:「なんか聞いたことがある気がする」

アイコン3

フゴー:「FXは、正式名称を“外国為替証拠金取引”って言うんやけどな。ぶっちゃけこれはあまりオススメしない。要注意枠や」

アイコン1

僕:「え?そうなの?」

アイコン3

フゴー:「FXは、ドルとかの外国為替の取引を行って、主に短期の売買でキャピタルゲインを狙いに行く投資なんやけど、証拠金というものを入れることで、その証拠金の何倍もの取引ができるようになるのが特徴やな。
たとえば1万円の証拠金を入れたとすると、25万円分の取引ができるようになったりする」

アイコン1

僕:「へえ……25倍って、スゴいな」

アイコン3

フゴー:「たとえば、4万円の証拠金を入れれば、1ドル100円で1万ドル購入できたりするわけやな。そしてそれを、1ドル101円になったタイミングで売れば、差額の1円×1万ドル=1万円が利益になる、というわけや」

アイコン1

僕:「すごい! レートは1円しか動いてないのに、1万円も儲けになるのか! めちゃくちゃ夢があるじゃないか!」

アイコン3

フゴー:「まあな。儲かるときはいいんやけどな……。逆に1ドル99円になってしもうたら、一気にマイナス1万円やろ? このマイナスを補塡するのに証拠金が充てられ、そのうち最初の4万円もあっという間に消し飛んでしまうことがある。レートがさらに悪くなっても売らずに持ち続けると、追加で証拠金を入れる必要も出てくる……。『いつか戻るはず』と信じて、多額の証拠金を突っ込んだまま散っていった人たちが、過去にはたくさんおるな……」

アイコン2

僕:「こわっ……なんだかギャンブルみたいだね……」

アイコン3

フゴー:「せやな。FXはいとも簡単に大金が溶けてしまうから、いろんな知識がつくまでは手を出さない方が無難や」

アイコン2

僕:「うん……僕はやめておくよ」

アイコン3

フゴー:「それ以外だと、“国債”ってのもある。国債は国の債券、つまり国の借金のことで、“国債を買う”とは、国にお金を貸して、何年後かに利息をつけて返してもらうちゅうことなんや」

アイコン1

僕:「国の借金? よくニュースで日本は予算が足りなくて毎年借金が膨らんでるみたいなヤツ??」

アイコン3

フゴー:「そうや。今、日本が発行してる国債の残高は900兆円近くあると言われている」

アイコン2

僕:「900兆円!? それってヤバくない!?」

アイコン3

フゴー:「そうやって、借金の額だけ見て『財政破綻する!』って言う人もけっこうおるんやけどな。日本政府はそれとほぼ同じだけの資産も持ってるし、このお金を誰から借りてるかと言うと、9割以上が日本銀行と国内金融機関、あと国民、つまりほとんどを身内から借りてるんやな。自分がオカンから借りてるようなもんや」

アイコン1

僕:「たしかに、身内ならサラ金から借金するのとはわけが違うね」

アイコン3

フゴー:「国債は借金やから、返してもらうときに利子がつく。10年預けたときの金利が0.1%くらいやから、銀行の定期預金よりはずっと高い。そのうえ、国債には元本割れのリスクがない。国債が元本割れするときっちゅうのは日本経済が破綻するときやからな。そんときは国債だけじゃなくて、国中えらいことになる」

アイコン1

僕:「なるほど。投資というより、絶対にお金は減らしたくない場合には、国債という選択肢もあるわけだね」

アイコン3

フゴー:「そういうことやな! ここまで出てきた商品をリスク順にまとめると大体こんな感じやな」

国債<<<投資信託<株<<<FX

アイコン3

フゴー:「リターンについては、国債は利率が決まってるけど、株や投資信託は銘柄や運用方法によってまちまちや。せやから、最初のうちは、いくつかの投資信託や株の銘柄を買ってみて、値動きを勉強してみるとええ。投資の世界に“絶対儲かる”商品っちゅうのはありえへんからな。結局、少しずつ自分で勉強していって自分の頭で考えるしかないんや」

アイコン1

僕:「なるほどね。少しずつだけど、勉強を始めてみるよ」

アイコン3

フゴー:「ほんで、こうした投資運用商品がある中で、複利※のチカラを最大限に活かすことができる、NISAという制度があるんや」
※投資で得た利益をもう一度投資に回すこと

次ページ:巷でよく耳にするNISAのメリットは…(2/2)

この記事に共感したら

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント企画

プレゼント応募

\\ 会員登録してメルマガ登録すると毎週プレゼント情報が届く //