もう最悪だ。子供が言った悪口は私が発端じゃないのに!誤解したママ友に激怒されて…/消えたママ友(23)

消えたママ友 23話
なんでも話せる友達だと思っていたのに…、私たち何も知らなかったよ。
保育園のママ友として仲良くなった有紀ちゃん。優しい旦那さんや協力的なお姑さんとともに、息子のツバサ君を保育園に通わせながらいきいきと働く姿は、誰が見ても幸せそのもの。そんな有紀ちゃんがある日突然姿を消した。保育園のママたちの間では、男を作って逃げたという噂で持ちきりになっていて…。
『離婚してもいいですか』、『ママ友がこわい』で知られる野原広子さんが描く『消えたママ友』。平凡な日常に起きた有紀ちゃんの失踪。事件から何日経っても誰も真実がわからない中、彼女と仲良しグループだった主人公の春香、ヨリコ、友子の関係性もギクシャクしはじめ、保育園の行事でもバラバラに。そんな時、春香が息子コーくんの泣き声のほうに目を向けると、怒りの表情でコーくんを見つめる友子の姿が…。
仕事と育児のバランスに揺れ動く母親たちの心の闇が垣間見えるエピソードをお送りします。
※本作品は野原広子著の書籍『消えたママ友』から一部抜粋・編集しました
◆バラバラ