こんなときどうすれば? 夫が突然死、子どもが人にケガを…「家庭のリスク」をチェック

#くらし   

夫が突然死してしまった


「自分が働けばいい」「遺族年金があるから」と、備えていない人も目立ちます。ですが、夫が亡くなって生活が激変した場合に支えになるのは、やはり手元のお金。遺族年金の受け取りにも時間がかかるので、ある程度の期間、収入が減ってもしのげる預貯金と、足りない分を賄えるくらいの保障額の死亡保険で備えて。子どもが小さいほど、成人するまでの費用を考えて保障額は多めに。子どもの成長の節目ごとに保障額を下げてもいいでしょう。

【備えるために】

□預貯金+保険金で充分な備えを持っておく
(例)30代・子どもが小学生以下の場合の備えの目安
・ 会社員+持ち家……預貯金+保険金で3000万円程度
・ 会社員+賃貸……預貯金+保険金で4000万円程度
※自営業の場合は+1000万円が目安

□家計に余裕がない場合は、かけ捨てでコストを抑える

□専業主婦なら、子どもの成長に合わせて就業を考える


家が火事に!

家が火事になったらどうする?

火災保険への加入は家をローンで購入したときの義務。けれども、更新し忘れて保険期間が切れていたというケースも。更新のときにすぐに支払えるように、保険料を積み立てておきましょう。また、近年は大きな自然災害も増加。加入している保険の補償の範囲を確認し、保険料の節約のために削った補償がないかをチェックしておきましょう。

【備えるために】

□火災保険の保険期間の確認

□火災保険の更新を忘れない

□必要な補償が欠けていないかチェック


子どもが人にケガをさせてしまった!

子どもが人にケガをさせてしまった!

近年、子どもが起こした自転車事故で高額の賠償金が生じるケースが増加。個人賠償責任保険で備えておきましょう。自転車事故を含む、日常での不慮の事故を幅広く補償してくれて、家族全員をカバーするものだと安心。補償額は最低1億円が目安です。無制限だとなおいいでしょう。また、事故を起こすとパニックになって、その場での示談にしがちですが、あとあとトラブルになることも。必ず警察に連絡するようにして。

【備えるために】

□個人賠償責任保険には原則入っておく

□事故が起きたら、小さなことでも示談にせず警察に連絡を


イラスト/ヤマサキミノリ 編集協力/松崎祐子

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<レタスクラブ’21年11月号より>





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