「3秒ルールはアリ」とイギリスの大学教授が証明? 実は世界にあった意外なルールたち

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地面に食べ物を落としても3秒以内なら食べてOKとする「3秒ルール」。実はこの〇秒ルールは海外にもあるらしく、英語圏では日本よりも2秒長い「Five-second rule(5秒ルール)」が採用されているのだそう。この「〇秒ルール」について、海外の大学教授が真面目に考えた結果が話題になっています。

■チョコレートは30分床に放置しても大丈夫!?

イギリスのニュースサイト「Daily Mail Online」が報じたところによると、バーミンガムの大学教授が500人を対象に行った調査で、87%の人が「床に落ちた食べ物を食べたことがある」と答えたそうです。

この調査を行ったヒルトン教授は、「5秒ルール」の有効性を科学的に検証しようと、様々な床に様々な食品を落として実験を行いました。その結果、ビスケットなどの堅い食品は「床に落としてから3分以内に食べれば大丈夫」という結論に。さらに、ヒルトン教授は「食べ物の中には30分まで放置しても大丈夫なものがある」といいます。

床に落としても30分以内なら食べても大丈夫なのは、「ポテトチップス」や「焼いたトースト」、「ビスケット」、「チョコレート」といった乾燥した食べ物。これらの食べ物は、床に落としても有害な菌が付きにくく、時間が経っても汚染されるリスクが少ないのだとか。

この驚きの結果にネットからは「よくやった! 科学の勝利だ!」「床がどのくらいキレイかによるだろうなぁ」「室内では靴を履かない日本ならイギリスより長めでも大丈夫かな?」といった声が。また「海外にも3秒ルールのようなものがあったのか!」といった驚きの声も上がっています。

■世界には変わったルールや言い伝えがたくさん!

世界にも「〇秒ルール」があるようですが、独特のルールや言い伝えがある国もたくさんあります。その国のひとつ、北ヨーロッパのエストニアはパンを尊敬する民族と言われており、食前には「いただきます」のかわりに「パンがなくなりませんように」と祈りを捧げます。そんなエストニア人がパンを床に落としてしまった場合、捨てる前にキスをしないといけないルールがあるのだとか。ほかにも「落ちたパンは7年間泣く」など、パンに関する様々な言い伝えも。

また、中部アフリカのルワンダでは「女性がヤギを食べるとヒゲが生えてくる」といった言い伝えが。逆に、世界から見たら変わってるルールは日本にもあるようで、「お通し」などは海外の人から見ると「頼んでもいないものを勝手に持ってきて料金を請求された」と思う人もいるみたい。

イギリスの大学教授によって明らかになった「5秒ルールはアリ」という結論ですが、もちろん床の綺麗さによって時間が異なります。大学教授が科学的に証明したからといって、絶対安全というわけではないのであしからず…。

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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