ココを押さえれば失敗しない!プロが教える、お菓子づくり基本の道具の選び方【はかる、ふるう編】

#食 

お菓子づくりにはいくつかの道具が必要です。初心者は、何を買っていいのか、どういうものを選べばいいのかがわからなくて、一式揃えるのもひと苦労。そこで、お菓子づくりのプロであり、数々のお菓子レシピ本を発表している森崎繭香先生にご相談!つくる前に揃えておきたい基本的な道具を、4回に渡ってご紹介します。まずは「はかる、ふるう」編です。

森崎繭香先生

森崎繭香(もりさき・まゆか)
お菓子・料理研究家。シンプルな材料とだれでも失敗なく再現できる、今どきのスイーツが大好評。人とワンコが仲良くいっしょに食べられる、無添加おやつのオンラインショップも運営している。

材料をはかるための道具

お菓子づくりは、分量を正確にはかることがとっても大切!なので、以下の3つはお菓子作りの必須のアイテムです。

クッキングスケール

どんなときに使うの?
小麦粉や砂糖など、重さ(g)で表記してある材料をはかるときに使います。

どんなものがいいの?
一般的には、1g単位ではかれるものであれば機能的には十分です。ただし、粉ゼラチンなど、少量しか使わないものをはかることが多い場合や、パンも作ってみたいという方は、0.5g単位や0.1g単位ではかれるもののほうが便利です。
クッキングスケールは、最大計量によって価格に差が出ることが多いようです。たしかに、ひとつのボウルにどんどん材料を加えていくようなレシピの場合、最大計量が大きい方が便利なので、2kg程度ははかれるものを選びましょう。
最近のクッキングスケールは、ほとんどがデジタル表示で、たいてい風袋機能(材料を入れる容器を乗せると、その重さをマイナスして「0g」表示にしてくれる機能)がついていますので、容器ごと材料がはかれて便利です。反対に、牛乳や水をml単位ではかる機能は、あまり使わないという方も多いので、ついていなくても問題はありません。
粉類をはかると、容器の周りにこぼして汚れることが多いので、カバーをはずして洗えるもののほうが便利です。

クッキングスケールのおすすめ商品

タニタ デジタルクッキングスケール最大計量2kg

タニタ デジタルクッキングスケール最大計量2kg

0.1g単位の計量が可能な微量モードがあるので、イーストや調味料など少量の計量に便利です。取りはずして洗えるシリコーンゴムカバーは、ボウルをのせても滑りにくいのが特徴。大型表示なので見やすく、厚さ27mmと薄型で場所をとりません。水や牛乳を容量(ml)で表示する「mlモード」もついています。カラーはブルー、レッド、ホワイトの3色。



タニタ デジタルクッキングスケール最大計量3kg

タニタ デジタルクッキングスケール最大計量3kg

最小計量0.1g、最大計量3kgの高精度タイプです。ステンレス皿は取り外して洗えます。ボタンひとつで表示を「g」から「ml」に変換できる「mlモード」がついているので、計量カップを使わずに水や牛乳をはかることもできます。収納に便利なケースつきです。





計量カップ

どんなときに使うの?
牛乳や水など、「ml」や「カップ1杯」などと表記される液体の量をはかるときに使います。

どんなものがいいの?
料理に使っているものがあれば、それを流用してかまいません。新しく購入するなら、目盛りが見やすいので、透明なガラス製やプラスチック製がおすすめです。耐熱ガラス製であれば、冷たい牛乳を入れてそのままレンジにかけたり、熱い液体を入れたりもできます。
200~300mlまではかれるものが多いですが、プリンやゼリーを作りたい方は、500mlまで入る大きめサイズもあると便利。というのも、プリンなどの生地を型に分け入れるとき、鍋から直接型に流すとこぼしやすいのですが、一旦計量カップに移して入れると、きれいに注げるからです。

計量カップのおすすめ商品


HARIO(ハリオ)メジャーカップワイド200ml

HARIO(ハリオ)メジャーカップワイド200ml

小麦粉、液体など、はかる用途に合わせた黒と赤の2色の目盛りは、上からのぞいたときに見やすく、わかりやすい。毎日使用しても丈夫な肉厚ガラスを使っているので、熱湯を入れたり、電子レンジにかけたりできますし、食器洗い乾燥機でも使えます。口が広くて洗いやすいのもポイントです。500mlサイズもあります。



OXO(オクソー)アングルドメジャーカップ(中)500ml

OXO(オクソー)アングルドメジャーカップ(中)500ml

分量多めのレシピに使いやすい500mlサイズ。傾斜のついた内側の目盛りを上から見るだけで、簡単に計量できます。持ち手は柔らかくて滑りにくく、持ちやすいグリップには親指を添える位置もデザインされています。目盛りはmlとcupの両方で表記。250mlや1000mlサイズもあります。




計量スプーン

どんなときに使うの?
「大さじ1杯」とか「小さじ1杯」などと表記される材料の計量に使います。牛乳、油といった液体から、砂糖、ベーキングパウダーなどの粉類まで、幅広く使われます。

どんなものがいいの?
最低でも大さじ、小さじの2本は必要です。お菓子のレシピには、小さじ1/2といった表記もよくあるので、1/2の目盛りがついているもの、底が半球形ではなく平たいもののほうが正確にはかれていいでしょう。
できれば、小さじ1/2、小さじ1/4など、少量がはかれるものがセットになっていると◎。お菓子にはほんの少量しか使わないベーキングパウダーや塩も、計量しやすくなります。
はかるときは、スプーンにふわっと山盛りすくって、別のスプーンの柄ですり切りましょう。

計量スプーンのおすすめ商品


貝印SELECT100 計量スプーン

貝印SELECT100 計量スプーン

スプーンが水平に置けるので、テーブルに置いたままはかれる安定の良さがポイントです。大さじ1、小さじ1はもちろん、小さじ1/2、小さじ1/4のスプーンもついているので、お菓子づくりの材料を少量まで正確にはかれます。開口部が狭く、深さのある形状も使いやすい。清潔なステンレス素材で、酸にも強く、丈夫です。スタッキングしてコンパクトに収納できます。



和平フレイズ味道 厚口計量スプーン 3本組

和平フレイズ味道 厚口計量スプーン 3本組

質と使いやすさにこだわった厨房用調理用具「味道(あじどう)」シリーズのひとつ。大さじ1、小さじ1、小さじ1/2の3本セットです。厚口のステンレス製で、持つとズシリと重量感のある業務用計量スプーンなので、安定感があります。計量はもちろん、塩や砂糖の塊を崩すといった使い方もできます。スタッキングできるのでコンパクトに収納できます。






材料をふるうための道具


ケーキやクッキーなどの粉を使うお菓子をつくるときには、「粉をふるう」というステップが必ず登場します。家庭にあるもので代用もできますが、新たに購入するなら、ぜひお菓子づくりも意識したものを選んでください。


ふるい

どんなときに使うの?
粉を使った生地をつくるときに使います。粉類がダマになるのを防いだり、複数の粉類を混ぜたとき、全体を均一にしたりすることができます。たとえば、小麦粉とベーキングパウダーを混ぜたとき、ベーキングパウダーが1カ所に固まっていると、生地がきれいに膨らまないのです。
粉類は袋に入っていると固まってしまいますが、ふるうことで間に空気が入るため、生地をふんわり膨らませることができる、というメリットもあります。
こうした用途のためには、ザルではなくふるいを使うのがベストなのですが、何もしないよりは、ザルでもいいから粉をふるうほうがベターです。その場合は、なるべく目の細かいザルを使ってください。
ふるいは、プリンなどの生地をこすとき、こし器の代わりにもなります。

どんなものがいいの?
ふるいを横に動かさない筒型タイプのほうが、キッチンは汚れません。ただし、洗いにくい、アーモンドパウダーのような粒子が大きなものには使えない、という難点もあります。
筒型には、二重になった取っ手を握ってふるうタイプもありますが、ふるいを片手で固定して、もう片方の手でバーを左右に動かすタイプのほうが、手が疲れにくいのでおすすめです。
プリン液をこす、粒の大きな粉も使うなど、さまざまなお菓子づくりに使いたい方は、持ち手がついたザルのような形状のストレーナータイプを。大きすぎず、目が細かいものがいいでしょう。


ふるいのおすすめ商品

ミネックスメタル 粉ふるい 大

ミネックスメタル 粉ふるい 大

直径11cm、高さ8cmの、ステンレス製。取っ手を持って左右に振る、もしくは、片手で持って、もう片方の手で取っ手部分を左右に動かします。力を入れる必要がなく、また粉がボウルの周りに飛び散る心配もなく、手早く、きめ細かく粉をふるうことができて便利です。ひとまわり小さいサイズもあります。


PRO SERIES(プロシリーズ)ローズ柄ストレーナー 16cm

プロシリーズ)ローズ柄ストレーナー 16cm

直径16cmで、サビに強い丈夫なステンレス製。粉をふるうだけではなく、水切りや米とぎにも使えます。カギ型の耳が2か所についているので、ボウルなどに引っかけやすい。ストレーナー部分は、内側の網が細目、外側の網が荒目の二重仕様です。持ち手の部分が木製で、穴が開いてるため、フックで引っ掛けて収納できます。直径18cm、21cmの大きめサイズもあります。



お菓子づくりの道具を選ぶ際は、上記のようなポイントに気をつければ値段は手頃なものでかまいません。いざお菓子づくりを始めてみたら道具がなくて困った、なんてことにならないよう、事前に基本の道具をそろえておきたいですね。

取材・文=春日あずさ

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