今の時期においしい鍋に欠かせないポン酢! ところでポン酢の「ポン」って何?/子どもに話したい雑学(15)
『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』15回
子どもに今すぐ話したい「タメになるうんちく」!
「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」
これ、答えられますか?
「子どもにすごいって思われたい」「日々のコミュニケーションの中で色んなことを教えてあげたい」そんな方に、わかりやすく、楽しみながら「タメになるうんちく」をご紹介。
それでは、学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を見ていきましょう!
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました
鍋物には欠かせないポン酢の「ポン」ってなに?
冬になると恋しくなる鍋料理。ちり鍋や湯豆腐、しゃぶしゃぶ、水炊きなどに欠かせないのがポン酢である。ポン酢は、しょう油にポンカン、ザボンなどの柑橘類の酸味をきかせたつけ汁で、素材の味を引き立ててくれる。
ポン酢というユニークな名称は、オランダ語に由来する。オランダでは柑橘類のしぼり汁を「ポンス(pons)」といい、その「ス」に日本語の「酢」を当てた造語がポン酢なのだ。けっして「材料にポンカンを使っているからポン酢」というわけではない。
オランダのポンスは、日本のポン酢とはまったく違う使われ方をしていて、酒や砂糖を加えて温めて飲むもの。それがなぜか日本では鍋物のお供になったのだ。
また、同じくポンがつく商品に「ポンジュース」があるが、こちらはみかんが原料だからではなく、「日本一」から生まれた言葉だとか。
監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)
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