セーラー服の大きな襟。水兵の服にもついている大きな角襟は何のためにある?/子どもに話したい雑学(36)

子どもに今すぐ話したい「タメになるうんちく」!
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それでは、学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を見ていきましょう!
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました
セーラー服の大きな襟は何のためにある?
女子中・高校生の代名詞となっているセーラー服のルーツが、今から150年ほど前に制定されたイギリスの水兵服であることはよく知られている。では、セーラー服にも水兵の服にもついている大きな角襟は何のためにあるか、ご存じだろうか。
その昔、水兵は髪を伸ばしっぱなしにしてうしろで結んでいた。当時はめったにシャワーなど浴びられないし、船の上ともなれば水は貴重品。髪も体も汚れ放題だった。汚れた長髪で服の背が傷むのを避けるためスカーフを当てていたが、それがやがて大きな角襟になった。シャンプーに余念のない現代の女子高校生が聞いたら、悲鳴を上げそうな話である。
しかし、大きな角襟は便利で、両手で襟をつまんで頭のうしろに立てると、強風の中でも号令がよく聞き取れた。また、海に落ちた水兵がいると襟をつかんでボートに引っ張り上げたという。
セーラー服が一般にも着られるようになったのは、19世紀のこと。イギリス王室のエドワード王子が、海軍からもらったセーラー服をお気に入りだったことから、最初は男の子の服として広まった。
監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)
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