広く愛用されるスポーティーなジャケットを「ブレザー」と呼ぶワケ/子どもに話したい雑学(42)

『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』42回
子どもに今すぐ話したい「タメになるうんちく」!
「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」
これ、答えられますか?
「子どもにすごいって思われたい」「日々のコミュニケーションの中で色んなことを教えてあげたい」そんな方に、わかりやすく、楽しみながら「タメになるうんちく」をご紹介。
それでは、学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を見ていきましょう!
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました
ブレザーの語源は「炎のようだ!」である
トラッドファッションの重要アイテム「ブレザー」。紺色の「紺ブレ」はビジネスウエアとしても人気だが、ブレザーのルーツは「炎のような真っ赤」だった。
1877年、イギリスのオックスフォード大学とケンブリッジ大学の間でボートレースが行なわれた。ケンブリッジの選手たちはカレッジカラーの真っ赤な上着を着て勢ぞろいし、ボートに乗り込む際に一斉に脱ぎ捨てた。
その鮮やかさに観客たちから、「炎のようだ!(Oh! Blazer!)」と歓声が上がったのだ。
このことから、テーラードカラーや金属のボタンを特徴とするスポーティーなジャケットを、「ブレザー」と呼ぶようになった。
アメリカでは、1930年代に東部の名門大学「アイビーリーグ」を中心に、カレッジカラーで胸章のついたブレザーを着ることが流行した。
日本では、1960年代に「アイビールック」が大流行して、ブレザー姿の若者たちが街にあふれた。そして今では、ブレザーは年齢や性別を問わず広く愛用されている。
監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)
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