スーツの襟にある穴は社員章をつけるためのもの…? 謎の穴の正体/子どもに話したい雑学(45)

#趣味 
スーツの襟にある穴は何のためにある?

『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』45回


子どもに今すぐ話したい「タメになるうんちく」!

「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」
これ、答えられますか?

「子どもにすごいって思われたい」「日々のコミュニケーションの中で色んなことを教えてあげたい」そんな方に、わかりやすく、楽しみながら「タメになるうんちく」をご紹介。

それでは、学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を見ていきましょう!

※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました

スーツの襟にある穴は花をさすためのもの!?


ビジネスマンと聞いて思い浮かべるものといえば「スーツ」。

スーツは18〜19世紀、ヨーロッパで男性の日常着だったフロックコートが改良された衣服として登場した。

19世紀末〜20世紀初頭にはアメリカのビジネスマンがオフィスで着るようになり、男性の仕事着の世界的なスタンダードとなった。

日本ではスーツのことを「背広」とも呼ぶが、その語源は三つあるとされる。一つは文字どおり「背幅の広い洋服」を縮めたとする説。明治時代の初期に仕立て職人の用語が広まったそうだ。もう一つは軍服に対する市民服「シビル・クローズ(civil clothes)」に由来するという説。よくいわれるのが、ロンドンのテーラー街「サビル・ロウ(Savile Row)」がなまったという説である。

ところで、スーツの左襟に1カ所だけ穴が開いているのをご存じだろうか。この穴は「フラワーホール」と呼ばれ、現在は社員章などをつけることが多いが、もともとは文字どおり花をさすためのものだった。かつてスーツはジャケットの詰め襟のようにボタンを上までとめた状態で着用していた。ところが、はだけて着られることが多くなった過程で右にボタンがつけられることは少なくなり、左ボタンのいちばん上だけがパーティーのときに花をさす穴として残ったのである。

監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)

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