子守りのお手伝いにスマホを使うのってあり? 賛否両論の「スマホ育児」とは
小学校も中学年になれば「ちょっと待ってて」が通用することが増えますが、未就学児を育てているうちは子どもに待ってもらうことがなかなか難しいですよね。
育児中であっても、料理に洗濯、掃除とお母さんはやることがいっぱい。手が離せない時はついスマホを利用する「スマホ育児」をしちゃうという人もいるのでは?
■スマホ育児とは?
「スマホ育児」とは、お母さんがスマホに子守りのお手伝いをしてもらうこと。子どもにスマホを渡して遊ばせたり、知育用アプリをやらせたりと利用方法はさまざま。具体的には、「アニメの動画を見せる」「子どもが好きな童謡を聞かせる」「ひらがなのアプリをやらせている」などが挙がっています。
総務省が行った「未就学児等のICT利活用に係る保護者の意識に関する調査報告書」によると、未就学児でスマホやタブレットなどの情報通信端末を使ったことがある子どもは、0~1歳児で10%台、4~6歳児では40%超え。心身への影響を心配したり、不適切な情報・画像に触れないか不安を抱えている保護者が多く、利用する際には「利用時間を決める」「保護者が了解した用途でしか使わない」などのお約束を設けている割合が高いみたい。
お母さんたちからも「人様に迷惑をかけないよう、外でぐずった時だけ使う」「人が多いところですぐに泣き止ませる手段として利用」など、必要な時だけ使うという声が上がっています。
■育児でスマホを使っちゃダメ?
スマホを育児に活用することについては、「子どもにスマホは不要でしょ」「親をサボるな」という否定的意見から、「やりすぎは良くないけど多少は多めに見て」「知育するのに役立つからいいと思う」という肯定的意見まで出ていて、あれこれ議論されています。
育児をしている環境や状況によっていろいろな考え方があると思いますが、利用する場合はスマホに頼りすぎないことが大切。「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」の公式サイトには、3歳から6歳までの子どもを持つ保護者向けのチェックリストが公開されています。解説シートもあわせて読めるようになっているので、利用の仕方を学ぶためには一読しておくといいかも。
■Eテレではスマホアプリを利用した番組スタート
4月3日からEテレで放送を開始したのは、音から生まれた不思議な生き物をめぐるCGアニメ「オトッペ」。視聴者が公式アプリをダウンロードすると、番組に身の回りの音を投稿したり、番組に出てくるオトッペをキャッチできたりします。
子どもにスマホを使わせるのを前提としている番組には、「幼児向け番組でスマホを使わせる? 意味わからん!」「子どもがスマホを使うことを推奨してどうする…」という声もありますが、「子どものうちから適切なデジタルコンテンツの使い方を教える意味ではいいかも」「どんな音があるか話すようになって会話が増えた」という人も。
メリット・デメリットの両方があるスマホ育児。使い方についてもう一度おさらいしてみるといいかもしれませんね。
【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】
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