虚しく続く心臓マッサージ。救急車を待つ間、妻の意識が戻ることはなく…/私がシングルファザーになった日(2)

#くらし   

救急車が我が家に到着した

回復をただ信じていた


39歳で突然妻を亡くし、シングルファザーとなったりゅーちゃんねるさん。当時息子さんは2歳になったばかりでした。
「他のシングルファザーの方の動画を見て、こんな形で今の状況や子どもとの生活を記録に残せたら…」と現在YouTubeで息子さんとの暮らしについて配信しています。
「妻は明るく常に喋っているような人で、子どもと本気で遊ぶので姪っ子達からも慕われていました。天然なところもあり、よく笑わせてもらいました。
妻が急にいなくなってしまったことはしばらく現実とは思えず受け止められずにいましたが、家が静かになって…。私はあまり喋るタイプでは無いので、妻がいた事でどれだけ家の中が明るかったのかというのを感じさせられました」

ふつうの暮らしが続いていくと思っていたのに、それが絶たれてしまった辛さ。
家族が当たり前のようにそこにいること、実は奇跡的なことなのかもしれません。


原作=りゅーちゃんねる、漫画=きむらかずよ

【著者プロフィール】
原作・りゅーちゃんねる
3歳の息子を育てるシングルファザー。
原因不明の突然死で妻を亡くし、遺された息子との暮らしぶりを動画にしたYoutubeが話題に。

漫画・きむらかずよ
イラストレーター。小学1年生の時にプレゼントされた漫画『うわさの姫子』に衝撃を受け、漫画やイラストを描くように。現在は3人の子育てをしながら、新米保育士としても奮闘中。著作に『16歳で帰らなくなった弟』がある。

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