「堂々として見えるから」が流行の理由? ハイヒールを流行させた人物/子どもに話したい雑学(46)

子どもに今すぐ話したい「タメになるうんちく」!
「一晩置いたカレーがおいしくなるのはなぜ?」「ポン酢のポンってなに?」
これ、答えられますか?
「子どもにすごいって思われたい」「日々のコミュニケーションの中で色んなことを教えてあげたい」そんな方に、わかりやすく、楽しみながら「タメになるうんちく」をご紹介。
それでは、学校では教わらないけれど子どもに話したい雑学を見ていきましょう!
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました
ハイヒールを流行させたのはあの皇帝だった!
女性のおしゃれな靴として知られるハイヒールだが、その歴史は意外に長く、かつて中央アジアの騎馬民族が落馬防止のために、かかとにくさび状の皮革をつけたのがルーツといわれる。
16世紀半ばには、靴底に厚みのある台を取りつけた靴「チョピン」がベネチアで生まれ、ヨーロッパ各地に広まった。
現在のハイヒールの原型が誕生したのは17世紀のこと。フランスのルイ14世がハイヒールを愛用し、当時ファッションリーダーだった貴族の男性の間で大流行するようになる。
背が高くて堂々として見えるから、というのが流行の理由だった。
特にルイ14世は身長が160センチほどしかなく、背の低さをカバーするためにハイヒールを好んだといわれる。それを見た貴族たちもハイヒールを履くようになると、それに負けないように、ルイ14世のヒールはどんどん高くなっていった。
一方、女性の間でも14世紀頃から、ドレスのスカートが膨らむにつれて、全体のバランスをよくするために高いヒールを履くようになる。そんな中、17世紀のフランス男性の間でハイヒールが流行すると、女性も長いドレスの下にハイヒールを履くことが一般化していったのだ。
監修=多湖 輝/「頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学」(KADOKAWA)
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