3月1日は何の日? ヒントは「甘くてジューシーで形がユニーク」な、あの人気もの!

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「甘くてジューシーな人気もの」から思い浮かべるのは?

毎日のようにいろんな記念日があって、その数は驚くほど。
1月14日は、「1(い)1(い)4(よ)」で「いよかんの日」。11月3日と12月3日は「1(い)1(い)3日(みっか)ん」で「みかんの日」と、語呂合わせに由来するものも多いなか、来歴を記念して定められた日も。

そして3月1日も、あるものが初めて出荷された日を記念して制定されました。
さて、何の日か分かりますか?

3月1日は「デコポンの日」

【画像を見る】子どもからお年寄りまで、みんな大好き「デコポン(しらぬひ)」

答えは、「デコポンの日」! 上部がボコッと出っ張ってるフォルムといい、子どもでも覚えやすい名前といい、おなじみの人気果実ですよね。
でも、その魅力は意外と知られていないことが多いかも? そこで「デコポン(しらぬひ)」に関するアレコレをご紹介します! 
※デコポンは熊本県果実農業協同組合が所有する登録商標です。

Q どうして「デコポン(しらぬひ)」っていう名前になったの?


ぽっこりした出っ張りから「デベソ」だと思われがちですが、ボコっとしているのは果実の上部。人間でいえば頭の部分です。なので、正解は「おでこ」のデコ。

上部がボコッと飛び出した、かわいい形が特徴

じゃあ、「ポン」は、デコがポンッと飛び出してるから?と思いがちですが、実は「清見(きよみ)」と「ポンカン」の交配によって誕生したから。「デコポン(しらぬひ)」の「ポン」は、そのルーツである「ポンカン」から受け継いでいます。

Q 最初に栽培されたのは、どこ?

熊本県宇土郡不知火町(現在の宇城市不知火町)。「不知火(しらぬひ)」という品種で栽培が広まりました。
1991年3月1日、熊本県果実農業協同組合連合会は「不知火(しらぬひ)」の中で糖度13度以上、クエン酸が1.0%以下のものを「デコポン(しらぬひ)」として初めて出荷。
日本園芸農業協同組合連合会がこの日を記念し、「デコポンの日」として日本記念日協会に登録したことから、3月1日は「デコポンの日」になったのです。

熊本県宇土郡不知火町(現在の宇城市不知火町)で栽培された「不知火(しらぬひ)」


Q 人気の秘密と、味に当たりハズレがない理由は?

手で簡単に皮がむける&種がないという食べやすさに加え、なんといっても濃厚な甘みとたっぷりした果汁が老若男女を問わず、愛されている秘密。

厳しい品質基準をクリアしたものだけが「デコポン(しらぬひ)」として出荷されるので、味に当たりハズレがないんです。だから、高級感のあるシーズンギフトとして安心して贈れる!と人気を集めています。

贈答品としても大人気!


Q どんな栄養があるの?

「デコポン(しらぬひ)」1個(可食部約210g)にはビタミンCが101mg含まれています。成人の1日に必要なビタミンCの量は100mgなので、1個食べるだけで補うことができるといううれしさ!
ほかにペクチン、カリウム、ビタミンB₁、葉酸なども比較的多く含みますが、なかでも注目すべきは「β-クリプトキサンチン」です。

「β-クリプトキサンチン」は、にんじんのβ-カロテンやトマトのリコピンなどと同様、「カロテノイド類」の一種。高い抗酸化作用があり、栄養疫学調査によると、血中のβ-クリプトキサンチンの濃度が高くなっている人は、肝機能障害や動脈硬化、メタボリックシンドローム、閉経女性での骨粗鬆症などのリスクを下げられることがわかっているのだとか!

美肌や風邪予防、免疫カアップなど、体調管理に欠かせない栄養素がたっぷり!なんて、頼もしい限りですよね。

成人に1日に必要なビタミンCなど、うれしい栄養がギュッと詰まってる!


Q 「デコポン(しらぬひ)」の主な産地は?

熊本県・愛媛県など。3月上旬~4月下旬に多く出回ります。

Q 選ぶときのポイントは?

店頭で並んでいる「デコポン(しらぬひ)」を選ぶときは、下のポイントを参考に!
・果実自体の形が整っている
・皮に張りとツヤがある
・持ったときにずしりと重みを感じる
・「デコ」の形は気にしなくてOK

厳しい品質基準をクリ アしたものだけが「デコポン(しらぬひ)」として出荷されるから、安心して買える!


Q 「デコ」がなくても「デコポン」なの?

はい、出荷基準に形の規定はありません。「デコ」のあるなしはおいしさや甘さとは関係ないからです。果樹が若い時期はデコが大きくなり、果樹が成熟してくると小さくなるなど、「デコ」の有無や大小は生育条件や環境の違いによるものです。

Q 薄皮まで食べてOK?

もちろんです。みかんと同じように、デコ部分から手で皮をむいて薄皮ごとパクリッ!と食べてください。「デコポン(しらぬひ)」のおいしさをフルに堪能できますよ。

みかんのように手でむいて、薄皮ごと食べるのがおすすめ

しかも、うれしいことに薄皮や白い筋には、食物繊維のほかに健康機能性成分である「ヘスペリジン(ビタミンP)」という物質が多く含まれています。毛細血管を強化して血流を改善する働きがあり、ビタミンCを安定させて吸収をサポートするので、食べないなんてもったない!

小さな子どもや高齢者など飲み込むのが難しい場合や来客時などのおもてなしには、食べやすいようカットしてもいいですね。

食べやすくカットしてもOK


Q 上手な保存方法は?

比較的日持ちするのも魅力のひとつ。状態がよければ2週間以上保存することもできますが、できれば1週間から10日を目安においしいうちに食べましょう。気温が低い間は直射日光の当たらない冷暗所で保存を。気温が上がってきたら、乾燥しないようにポリ袋などに入れて野菜室で保存するといいですよ。

おいしくて、栄養たっぷりで、風邪予防や免疫カアップなど、体調管理にもお役立ち。いいこといっぱいの「デコポン(しらぬひ)」は、これからがベストシーズンです。家族団らんのパートナーとして、みんなで味わってください!

※「デコポン」は熊本県果実農業協同組合連合会が所有する登録商標です。

文=岸田直子

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