「才能」は育つ! 総再生回数3億回の人気歌い手、ウォルピスカーターさんが初の著書で明かした実体験

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ニコニコ動画やYouTubeなど、動画の総再生回数が3億回を超える人気歌い手であり、「高音出したい系男子」の異名を持つウォルピスカーターさん。その初著書「自分の声をチカラにする」の中で「誰にでも才能はある」とウォルピスカーターさんは語っています。普通の高校生だった彼が、いかにして人気歌い手の道を歩むようになったのか…。
「才能の育て方」と呼べるようなウォルピスカーターさんの実体験をご紹介します。

「才能やセンスは後天的に手に入れられる」と語るウォルピスカーターさん


才能やセンスは後天的に手に入れられる?


ウォルピスカーターさんの歌の魅力はなんといっても突き抜けるようなハイトーンボイス。
「歌ってみた」の動画やライブなどで彼が聴かせてくれる高音域の歌声に触れると、才能やセンスといったものを感じざるを得ません。生まれ持った才能やセンスの有無が歌手になれるかどうかの明暗を分ける、そんな気がしてきてしまいます。

しかし、ウォルピスカーターさんは、「天賦の才」だけでその後の人生が決まるだけではない、と断言します。では、才能やセンスとはいったいどんなものなのか。ウォルピスカーターさんは自分の実体験を踏まえて「生まれた後の環境差で後天的に身についたもの」が才能やセンスの正体だと著書の中で説明しています。

そう言われてみると確かに、極端ではありますが生まれたときからホームランが打てる野球選手はいないはず。世の中で活躍している人たちはみんな、何かしらの練習や努力によって自分の才能を育ててきたはずです。もちろん、元々の体格や筋肉といった先天的な特徴は人それぞれ持っているものが違うのも事実。でも、体格がよければ必ずしも一流アスリートになれるわけではないのも当たり前のこと。大切なのは「いかにして才能を育てていくか」という後天的な努力なのかもしれません。

ウォルピスカーターさんは著書の中で、絶対音感や高音域の歌声が後天的な努力で手に入れられるものだと説明しつつ、「絶対音感が欲しいと思わなければ絶対音感は手に入らないし、高音を出せるようになりたいと本気で思わなければ、手に入ることもない。才能とは、意外にも自分が行動するだけで手に入るのだ」と語っています。彼自身がトレードマークにしているハイトーンボイスも、努力して磨き上げて手に入れた「才能」ということ。

声を磨けば人生は変わる。『自分の声をチカラにする』


才能は誰にでもある。才能は努力で手に入れられる。そんなポジティブなメッセージを打ち出しつつ、ウォルピスカーターさんはさらに2つのポイントを強調しています。1つは、才能という言葉を言い訳にしない、ということ。「あの人には才能があるから」とか「自分には才能がないからできない」とか、そういった言い訳をして努力しないまま日々を過ごすばかりでは、自分のなりたい姿になかなか近づくことができないですよね。

もう1つ、ウォルピスカーターさんが指摘しているポイントは「環境も才能の一部」であるということ。ウォルピスカーターさんは自身の半生を振り返って、利息の付かない奨学金によって専門学校に進めたことも才能を育てるために有利な環境だった、と語っています。その分ハイトーンボイスを手に入れるための練習に集中できたからとのこと。

ウォルピスカーターさんの話に耳を傾けていると「才能やセンスって特別なものではないのかもしれない」「自分も才能やセンスを持っているかもしれない」という気持ちが沸き起こってきます。そんな人たちに向けてウォルピスカーターさんが語りかけるのは「一度、才能という言葉のハードルを下げて自分には何があるのかを考えてみてほしい。そうすれば、自分の夢に近づく方法が分かり、夢を諦めずに済むかもしれないのだから」というメッセージ。彼の著書「自分の声をチカラにする」は、自分の夢を見つめ直したり、子どもの夢を応援したり、そんなポジティブな行動のきっかけをつかむ一冊かもしれません。

【著者プロフィール】
ウォルピスカーター
「高音出したい系男子」の異名を持ち、ハイトーンボイスを武器に多くのファンを魅了する人気歌い手。実直な「高音」へのこだわりを掲げる「ウォルピス社」社長でもある。ニコニコ動画やYouTubeで投稿した動画の累計再生回数は3億回を突破し、動画投稿だけではなく、これまでに4枚のアルバムをリリース。過去開催されたワンマンLIVEは全てSOLD OUTするほどの人気を誇る。レギュラーでラジオパーソナリティーも務めるなど、多方面で活躍。

文=山岸南美

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