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【震災経験者に聞く】地震で実は危ないのは「家の中」。いま改めて考えたい地震に備えた部屋作り #知り続ける
部屋を自由に動けるかどうかで避難の早さも変わります
1995年に阪神・淡路大震災を経験した佐藤さん。当時、佐藤さんの妻は妊娠9カ月でした。
「地震が起きたのは明け方で就寝中でした。当時の私たちの寝室には、高さのある家具がなかったため、揺れの際に2人ともけがをすることはありませんでしたが、もし倒れた家具が妻のおなかに当たっていたら……と考えると、ぞっとします。ラグビー経験者で体格のいい私ですら、就寝中の揺れに対して、1ミリも動くことはできませんでした」
ほかの部屋では重いアナログテレビが部屋の反対側まで吹き飛んでいたり、キッチンの酒瓶や食器は落下して割れていたり。しかし背の低い家具は中身こそ出たものの、倒れることはなかったそうです。そのため現在も高さのある家具は寝室には置かず固定するなど、地震に備えた部屋作りを徹底しています。

【すぐやる】背の高い家具は固定するか、とりあえずストッパーを入れておく

「背の高い家具は地震で倒れる可能性が高いです。固定して転倒防止対策をしっかりしておきましょう」。よけられると思っていても、大きな揺れの際にとっさに机の下に入るのは「無理」と佐藤さん。固定用の器具を買うまでは、100円ショップなどにある家具の下に入れ込むゴム製ストッパーなどを、とりあえず入れておくのも〇。
【これが心配】子ども部屋にピアノがあります
よく子ども部屋に置いているピアノ。「大きな揺れの際は重さ200~300kgあるアップライトピアノでさえ、簡単に倒れます。子ども部屋が寝室を兼ねているならすぐに移動を」。就寝中は特に危険。一刻も早くほかの部屋に移動させましょう。
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