「さわりだけ歌って」と言われたら、正しくはどこを歌うべき?/大人の博識雑学(18)

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「さわりだけ歌って」と言われたら、正しくはどこを歌うべき?

『大人の博識雑学』18回【全52回】


「そうめん」と「ひやむぎ」の違いは?ニワトリが生む卵は年間何個?「チャンポン」をすると酔いやすいというのは本当なの?
などなど、日々当たり前のことのように思っていることでも、いざとなるときちんと説明できないことってたくさんありますよね。

今回は知っておくとつい誰かに教えてあげたくなる「雑学ウンチク」をクイズ形式でお届けします!
社会・文化・歴史・自然科学・生活・スポーツなど幅広いジャンルのネタが楽しめるので、気軽に挑戦してみませんか?日々の会話やちょっとした雑談に役立つはずです!

※本作品は雑学総研著の書籍『大人の博識雑学1000』から一部抜粋・編集しました

次の質問の答えとして正しいものを選んでください。

【問い】「さわりだけ歌って」と言われたら、正しくはどこを歌うべき?


〇サビの部分
〇曲の出だし
〇曲の終わり

答えはこの下↓















【答え】サビの部分

【ポイント】
「さわり」は「触り」と書く。もともとは、浄瑠璃の代表的流派である義太夫節の曲の中で、一番の「聞かせどころ」「聞きどころ」を表す用語だ。これが時代とともに、物語や小説、歌など、一般的な場面にも使われるようになっていった。

つまり「曲のさわりを聞く」という場合、その曲の一番よいところを指すため、現代風にいえば曲の「サビ」の部分にあたる。最近では、曲の出だしの意味で使われることもあるが、これは、本来とは異なる用法なのだ。

著=雑学総研/『大人の博識雑学1000』(KADOKAWA)

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