作っておいてよかった~!と心底思える常備菜「鶏そぼろ」/笠原将弘の「常備菜大事典」(4)

大人気料理人の「賛否両論」笠原将弘さんが、普段の食卓におすすめするのが日々頼りになる「常備菜」の数々。
長年にわたるお店での仕込みの技と手法による作り方は、どれもが手軽な材料で作ったとは思えない、一度作ったら二度も三度も食べたくなるおいしさに溢れています。
料理人歴30年以上を誇る笠原さんが、いまだからこそ提案したい日々に使える常備菜と、その展開料理をご紹介します。野菜・肉・魚介・乾物…といった素材別で紹介するので、「今日はこの素材で作ろう」と思ったらすぐに作れます!
今回は「肉」を使った常備菜「鶏そぼろ」のレシピをご紹介します。
※本記事は笠原将弘著の書籍『賛否両論 笠原将弘 常備菜大事典』から一部抜粋・編集しました
鶏そぼろ
味を含んでしっとりしたそぼろは、ご飯にかける、野菜とあえる、卵に混ぜて焼くなど、使い道いろいろ。忙しい日にも、何もない日にも、作っておいてよかったと心底思える常備菜
◆材料(作りやすい分量)
鶏ももひき肉… 500g
A
酒… 大さじ4
砂糖… 大さじ4
しょうゆ… 大さじ6
みりん… 大さじ4
水… 1カップ
1 鍋にひき肉とAを入れ、火にかける。箸数本で絶えずかき混ぜ、ひき肉がほぐれて火が入ったら弱火にする。煮汁が澄んできたら火を止め、そのまま冷ます。
豆腐としめじ そぼろうま煮
豆腐にほんのり甘い鶏そぼろがからんだ、とろとろうま煮。
そぼろがあるから味つけは塩、こしょうのみでよし。しめじのだしもきいてます

◆材料(2人分)
しめじ… 1パック
木綿豆腐… 1丁
塩… 少々
こしょう… 少々
A
鶏そぼろ… 大さじ3
水… 1/2カップ
ごま油… 大さじ1
水溶き片栗粉(同量で溶いたもの)… 大さじ1
万能ねぎ(小口切り)… 3本分
1 しめじは根元を落とし、ほぐす。
2 フライパンにごま油を熱し、1を炒める。しんなりしたら豆腐を手でくずしながら加えて炒め合わせ、塩、こしょうをする。
3 Aを加えて炒め、水溶き片栗粉でとろみをつける。
4 器に盛り、万能ねぎをあしらう。
レシピを参考にするときは
・塩は精製されていないもの、砂糖は上白糖、みりんは本みりん、酒は日本酒を使用しています。
・油は特に表記がない場合、サラダ油を表します。
・火加減は特に表記がない場合、中火を表します。
・野菜類は特に表記がない場合、皮をむいていること、種やへた、筋などを取り除いていることを前提としています。
・赤唐辛子は種を取っていることを前提としています。
・水けはペーパータオルでふいています。
・作り方にある「1時間以上おく」、「1日おく」などは、味を含めたり、なじませたりするための工程です。
・鍋中、またはボウルや容器などでそのまま数時間味をなじませる場合、特に指定のない限りは常温を指します。夏場は特に指定がない場合でも冷蔵室に入れてください。
・常備菜の保存は特に表記がない場合、清潔な保存容器に入れ、冷蔵室で3〜4日間保存可能ですが、冷蔵室の状態、保存容器の状態によっても異なりますので、それぞれご自身で確認して保存してください。保存可能な期間が例外についてのみ、レシピあとに記載しています。
・保存容器はアルコール消毒するなどした清潔なものを使用してください。ふたはいずれも粗熱がとれてからしてください。
・オーブンは熱源の種類やメーカー、機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながらレシピを目安にご自身で加減してください。
著=笠原将弘/『賛否両論 笠原将弘 常備菜大事典』(KADOKAWA)
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