私の両親、何かがおかしい…!女子中学生が抱いた、仲良し夫婦への「違和感」(13)

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『わたしは家族がわからない』13話【全14話】


役所勤めの家族想いで真面目な夫の誠。「普通がいちばん」が口癖のパートの妻・美咲、父親が大好きな保育園児の娘・ひまり。「地味だけど幸せ」そんな平凡な3人暮らしを送っていた星野家に影が差し始めたのは、夫の1週間にわたる失踪がきっかけでした。

中学生になったひまりが同級生から聞いたのは、家から遠く離れた駅で大きな荷物を抱えた父を見かけたという情報。家では母の尻にしかれ、空気のような存在感の真面目な父。にわかに信じられないものの、平凡な我が家に退屈していたひまりは、真相を確かめようと現地へ向かいます。
結局父と遭遇することはできなかったものの、帰り道でよみがえってきたのは、大好きだった父が家に帰ってこなかった、幼い頃のおぼろげな記憶でした。1週間ぶりに帰宅した夫を問い詰めず、何もなかったことにした母。過去の記憶と現在の父の行動には何か関係があるのか。父は何を隠しているのか。

幼い頃は疑う余地もなかった、父と母が作り出していた「普通」の我が家。成長した娘によって、綻びはじめた家族の本来の形があぶり出されていきます。

※本記事はやまもとりえ著の書籍『わたしは家族がわからない』から一部抜粋・編集しました。

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