置くものを最小限に! 汚れにくい予防テクで掃除や洗濯の手間を省く/暮らしが変わる時短家事(5)

フォロワー数31万人超えのインスタグラマー・かおりさん。彼女は憧れのライフスタイルを実現しようとがんばったものの、ことごとく失敗したため、家事をいかに合理的・効率的にするかを研究した結果、ゆとりのある生活ができるようになったのだとか。時間に余裕ができたことで家計の見直しも進み、無理なく節約できる仕組みも作り上げられたんだそうです!
そんなかおりさんが、かつての自分のように悩んでいる人に向けて、家事を効率化して生活にゆとりを手に入れるためのテクニックをご紹介してくれます。
※本記事はかおり著の書籍『暮らしが変わる時短家事 家事、育児、仕事でボロボロだった私が20時以降を自分時間にするまで』から一部抜粋・編集しました
汚れにくい予防テクで
掃除や洗濯の手間を省く
水回りのものや、マット類は最小限に
掃除は便利な洗剤やグッズなどを使うと、ため込んだ汚れがスルッと落ちたり、手の届きにくい場所の掃除も簡単にできたりして、その効果を試すのも面白いものです。
一方で、そもそもできるだけ汚れない工夫をすることも重要です。例えば、キッチンのシンクの排水口のフタは、ヌメリやすいので外すことに。すると、ゴミ受けのカゴが常に見える状態になるので、調理後にすぐゴミを取り除いて洗うのが面倒ではなくなり、清潔な状態を保てるようになりました。シンクはラックも外し、ヌメリの出る場所をつくらないようにしています。
マットやラグも最小限に。キッチンや玄関のマットは、掃除のときにそのつど外すのも面倒ですし、洗うタイミングも迷います。毎日洗うのは手間だし、とはいえ、汚れをためるとほかのものと一緒に洗濯するわけにはいかず、洗濯する回数が増えてしまいます。潔く敷くのをやめたら、掃除機がけもスムーズになって、洗濯の手間はゼロに。床の油汚れや皮脂汚れが気になったときは、ウェットシートなどでふけば簡単にきれいになります。
トイレマットは、迷った末、ふけるタイプのマットを敷くことにしました。トイレの床は尿の飛び散り汚れなどがつきやすく、それを毎日取り除くほどまめには掃除できません。ふけるタイプなら、洗濯しなくても床掃除のときにトイレ用掃除シートなどでふくだけできれいになりますし、長年使って汚れを落としきれなくなったら交換すれば、床はきれいなままです。
ほかにも、油汚れがつきやすい換気扇のフードの上に新聞紙を敷いて交換するだけにしたり、浴室小物はできるだけ床につけないで浮かせ、ヌメリやカビが発生しにくいようにするなど、ちょっとした工夫で日々の掃除がラクになって、大掃除の必要もなくなり、効果は絶大です。

トイレの床にはふけるタイプのマットを。

浴室はできるだけ小物を浮かせてヌメリ予防。
家事ラクポイント
汚れるものは置かない、水けはためない工夫で掃除の手間は半減!
著=かおり/『暮らしが変わる時短家事 家事、育児、仕事でボロボロだった私が20時以降を自分時間にするまで』(KADOKAWA)
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