【フォロワー15.5万賢者の「休ませる家事」】掃除しやすく遊びやすいリビングに必要な条件は…床にものを置かないこと!

#くらし   
床にものを置かず、掃除しやすく遊びやすいリビング

『自分を休ませる家事 膨大な家しごとからしれっと解放される「最短ルート」の見つけかた』 4回【全8回】


育児や仕事に追われて思うように家事ができないとき、ありますよね。忙しいのでなかなかできないことがわかっていものの、溜まったホコリを見れば憂鬱になってしまう…。そんな人にご紹介したいのが、自身が実践する予防掃除や仕組みづくりをSNSで発信している、時短家事アドバイザーの満月さんのテクニックです。
仕組みづくりのスタートラインに立つための汚れの落とし方も細やかに指南することで反響を呼び、現在満月さんのInstagram(@mangetsu_kun)のフォロワーは15.5万人(2022年6月時点)!

「家事がたまっている状況では『あれやってない、これやってない』とモヤモヤして、心も休まりません」と語る満月さんが、家の新築をきっかけにたどり着いたのが「がんばらずにきれいをキープする仕組み」なのだそう。
満月さんによる、膨大な家しごとからしれっと解放される「最短ルート」のヒントを見ていきましょう!

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床にものを置かず、掃除しやすく遊びやすいリビング

リビングの最大のポイントはものを増やさないこと。
特に床に接するものが少なくなるようにしています。
そうすると子どもが広々と遊びやすく、掃除の手間も最小限で済みます。
何より私がものの管理から解放されたいので、背伸びせず持てる量だけ。
本当は棚にオブジェを飾ったり、ラグやムートンを替えてインテリアを楽しみたいのですが、自分には管理できないとわかって、「すっきり」に舵を切りました。

ものをどける手間をカットするために
ロボット掃除機がそのまま通れる家具を選ぶ

掃除機がけのプレッシャーから解放されたくて、ロボット掃除機をフル活用。
ラクになるポイントは、「ものをどかす手間」をいかに減らすかです。
マットは敷かず、家具もすべて「掃除機ファースト」で選んでいます。

ロボット掃除機はどう選ぶ?

1階で「ルンバ」(アイロボット)、2階でKyvolの「Cybovac E20」を使っています。Kyvolは格安なのに機能的には十分でした。重要視したのが、ネコがうるさがらないように静音であること。また、2 階で使用する予定だったので階段から落ちないのもポイント。タイマー機能がついているので時間になると自動で掃除を開始してくれて便利です。水拭きロボは使う前のセットや片づけが私にはハードルが高く、今のところ使っていません。

どかさなくても掃除機が通れる細い脚のチェア

どかさなくても掃除機が通れる細い脚のチェア

脚が細く、脚の間隔も広い椅子なら、どかしたり上げたりしなくてもロボット掃除機が脚の間を通ってくれます。
脚まわりまで完璧にきれいにはならなくても、だいたいホコリが取れれば精神的には十分。「BullHornChair」のリプロダクト。

脚付きで下を掃除できるソファ

脚付きで下を掃除できるソファ

脚がロボット掃除機より高く、下を通ってもらえるので毎日ソファ下まできれいに。
アレルギー持ち家族なので、ネコの毛やホコリがたまる場所をなるべく減らしたい。
「FLANNEL SOFA」のもの。

テレビボードも高さのある脚付きに

テレビボードも高さのある脚付きに

「BoConcept」の脚付きボード。床に空いたスペースの多い部屋は、掃除がしやすいだけでなく、部屋全体の雰囲気を軽く、広く感じさせてくれます。
できれば壁付けのテレビボードにしたかったけれど、子どもが乗って危険そうで断念。

「ゴミ集め」をラクにするために
ゴミ箱は1階にひとつだけ

ゴミ箱は1階にひとつだけ

ゴミ集めの手間を減らすため、ゴミ箱の数はしぼっています。
1 階はキッチンを除けばダイニングのひとつだけ(ゴミ箱/Seria)。
出るゴミはティッシュが多いので、ティッシュを使うことの多いダイニングテーブルの近く、カウンター下にクリアフックで浮かせています。
洗面所からもリビングからも近く動線的にも便利です。

ゴミ箱の場所はここ


ロボット掃除機のゴミ捨ては

コードレス掃除機でロボット掃除機内のゴミを吸う

コードレス掃除機(dyson)でロボット掃除機内のゴミを吸い、ロボが行き届かない部屋の隅のホコリも吸ってからダストボックスを空にします。ゴミ収集前日に。

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続けられないことは「今日もできなかった」と自己肯定感も下げてしまうことも…。
誰でも簡単に始められる予防家事のテクニックを身につけて「自分を休ませる家事」を今日から始めてみませんか?

<時短家事アドバイザー満月さんプロフィール>
時短家事アドバイザー 満月:クリンネスト1級。2017年家を新築するにあたり家事や掃除をラクにする仕組みに改革。「ただただラクに暮らしたい」思いから、ずぼらでもラクにきれいにキープできる「予防掃除」を始める。Instagramでは自身が実践する予防掃除や仕組みづくりを発信するほか、仕組みづくりのスタートラインに立つための汚れの落とし方も細やかに指南し人気に。近著に『自分を休ませる家事 膨大な家しごとからしれっと解放される「最短ルート」の見つけかた』がある

※本記事は時短家事アドバイザー 満月著の書籍『自分を休ませる家事 膨大な家しごとからしれっと解放される「最短ルート」の見つけかた』から一部抜粋・編集しました
作=時短家事アドバイザー 満月

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