「夫婦合算財布」はやっぱり貯まりやすい! 我が家の家計管理の夫婦分担/貯金0から始めるお金に困らないための生活(6)

#くらし   
家計管理ゆきこの担当

『貯金0円からはじめる 一生お金に困らないための生活』 6回【全6回】


子どもの学費や老後にかかる資金などを考えると、頭が痛いですよね…。そんなお悩みを解決するかもしれないヒントを、7年で1800万円貯めたワーママ・ゆきこさんが教えてくれます!
7年前までは貯金0だったという彼女が、夫婦共働きで3人の子どもを育てながらも貯金を成功させたその秘訣とは…!?

フィナンシャルプランナー・荒堀辰幸さんの監修も交え、「一生にかかるお金のデータ」「世界一やさしい投資信託レッスン」「保険で見直すべきポイント」などもあわせてお届け。ゆきこ家がマネープラン達成のために始めたリアル失敗談&成功談を参考にして、お金にまつわる心配を解消していきましょう!

※本記事はゆきこ著、荒堀辰幸監修の書籍『貯金0円からはじめる 一生お金に困らないための生活』から一部抜粋・編集しました


「夫婦合算財布」はやっぱり貯まりやすい

結婚当初は、自分の給料から一定額を生活費として出し、残りはおこづかいにしていました。「自分は貯金できなくても、相手はしてるはず」と勝手に思い込んでいましたが、あるとき2人とも貯金0円であることが発覚。「『夫婦別財布』では貯まらないから財布をひとつにして、私が管理する」と提案しました。

私の実家は母が財布を握っていたので、妻が家計管理することに抵抗はなかったのですが、夫の実家では、義父が義母に生活費だけを渡して、貯金を含めてあとは義父が管理。そんな家庭に育った夫は、自分が稼いだお金が自分の自由にならないことに不満でした。そこを、「子どもの将来のために」という、夫にとっては不可抗力の大義名分を掲げて説得。「夫婦合算財布」がスタートしました。

夫婦合算財布だと、世帯収入が一目瞭然。ここから家賃、水道光熱費、食費などなどを払い、さらに貯蓄を確保する必要があります。「相手が貯金してるかも」という甘い期待はなくなります。また貯蓄を確保するために「削れそうな出費はどれ?」などの調整もしやすいです。気をつけるべきことは、私ひとりが抱え込まず、夫婦で共有すること。わが家では1カ月分の家計を〆た際に、夫に家計簿を見せてわが家の家計状況について情報共有しています。

ゆきこ家の家計管理の夫婦分担

毎月のお金のやりくりは主にゆきこが担当。
夫婦でお得情報をチェックして共有します。

ゆきこの担当

家計管理ゆきこの担当

□家計簿をつける。
□家計簿を〆るときに総貯蓄額をチェックする。
□インスタで安売りやキャンペーンなどのお得情報をチェックする。
□月末に翌月のpay系のキャンペーンをチェック。還元率を見て楽天ペイ、paypay、d払いなどのうち、どれを使うといちばんお得かを調べる。

夫の担当

家計管理夫の担当

□ツイッターでお得情報をチェックする。
□夫の方が投資について関心を持つようになったので、投資の勉強や情報収集をする。
□夫はExcelが得意なので年1回ライフプラン表を軌道修正する。

ゆきこ’s advice
家計管理の あるある夫婦ゲンカ

家計管理「あるある」夫婦ゲンカ

愛車を売り飛ばそうとして夫が激怒した事件
車好きの夫は独身時代に購入した中古のスポーツカーを、結婚後もずっと大事に乗っていました。が、子どもが生まれて家族が増えたから、スポーツカーじゃ乗りにくいし、フツーの車よりメンテナンスにお金がかかります。

それで「子どもが生まれて、これから何かとお金がかかるんだから、スポーツカーを売って、安い軽自動車に買い替えたら?」と言ったら、夫が激怒。

夫「キミはボクの人生の楽しみを取り上げるつもりか! そもそもあの車は独身時代に買ったんだからボクの財産だ。妻とはいえ、人の財産に口を出す権利はない! 」
妻「車の維持費は家計から出しているんだから、私には口を出す権利がある! 」
と平行線。

普段、比較的温厚な夫ですが、あんなに怒った姿を見たのは初めてだったかもしれません。1週間ほどもめていましたが、ここまで夫が譲らないのは余程のことと思い、私が折れることに。また夫婦とはいえ、相手の「パーソナルエリア」にズカズカと無神経に立ち入るのはよくないと猛省しました。


著=ゆきこ、監修=荒堀辰幸/『貯金0円からはじめる 一生お金に困らないための生活』(KADOKAWA)

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