正しく使ってダメージ軽減! ヘアアイロンによるパサパサはトリートメントで防いで/髪の悩みが消える!1分ヘア革命

#美容・健康   
ヘアアイロンのダメージはトリートメントで防ぐ

『1分ヘア革命 読むだけで髪の悩みが消える本』 4回【全10回】


白髪が増えた、トップがぺちゃんこで薄毛で悩んでいる、カラーやパーマで髪が痛んでパサつく…。サロンでアドバイスしてもらって家で実践しても、髪にいいことを心がけてもどうにもならない! 文字通り、頭を抱えてしまう髪の悩みが尽きません。

そんなあなたに、カリスマ美容師のAYAMARさんが1分でできちゃう簡単なケアの仕方をご紹介。
今日からできるヘアケアで、誰よりもサラツヤ髪になっちゃいましょう!

※本記事はAYAMAR(柴田紋奈)著の書籍『1分ヘア革命 読むだけで髪の悩みが消える本』から一部抜粋・編集しました


ヘアアイロンのダメージはトリートメントで防ぐ

正しくアイロンを使ってダメージを軽減

髪を通すだけで、サラサラのストレートにしたり、巻き髪をつくったりできるヘアアイロン。便利でよく使うという人も多いかと思います。ただ、毎日使っていると、熱によるダメージが蓄積して髪はパサパサになってしまいます。

でも、これから紹介する3つをおさえれば、髪のダメージを最小限に留めることができるのです。

■洗い流さないトリートメントでガード
■温度は160℃に設定
■少量の毛束に分けてから通す

トリートメントで髪をコーティング

洗い流さないトリートメントには、保湿効果だけでなく、ヘアアイロンの熱や紫外線から髪を守るコーティング剤の役割もあります。

使うときは、シャンプー後にタオルドライをしてから塗ります。1分もかからないので、お風呂上がりの習慣にするといいと思います。全体になじませたら、ドライヤーで髪を乾かしましょう。

髪を乾かすときにも、気をつけたいポイントがあります。これからくわしく説明していきますが、髪は乾くときに形が決まります。ヘアアイロンほどではありませんが、ドライヤーである程度のくせを伸ばすことができます。 髪をまっすぐに伸ばしたいときは、こうしておくことで、ヘアアイロンに髪を通す時間を短縮できて、ダメージの予防になります。

{ドライヤーを使ったくせの取り方}

ドライヤーを使ったくせの取り方

濡れた髪に手ぐしを通し、くせを伸ばすようなイメージでやさしく引っぱりながら、ドライヤーを当てる。

髪が傷まない温度は160℃

髪の毛は、水素結合により形成されています。水素結合とは、水に濡れると結合が切れ、乾くと結合するという性質。ヘアアイロンは、この性質を利用しています。

ヘアアイロンで熱が加わると、毛髪内部の水分が蒸発。ここで水素結合が起こり、髪がまっすぐになったり、カールしたりします。そのまま熱が冷めると、形がキープされるというしくみです。

温度が高いほどキープ力もアップしそうに思えますが、高すぎると必要な水分まで蒸発して、髪が乾燥してしまいます。逆に低すぎると髪の形が変わらず、何度もヘアアイロンを通すことになり、髪がダメージを受けます。

ヘアアイロンの適切な温度は160℃。これが、水素結合が起こり、必要以上に髪を傷めないための温度です。前髪は量が少ないので、130℃ほどにしましょう。

一度に多く通すのはNG

ストレートアイロンを使う場合、たくさんの髪をいっぺんに通すと、内側まで熱が通らず、髪がまっすぐになりません。すると、何度も通すはめになり、髪の表面がパサパサになってしまいます。

ヘアクリップで髪を留めながら少量ずつ通すと、余計なダメージを与えずに済みます。

スライドさせるときにも、髪を傷めないためのポイントがあります。髪の根元から中間までは、とくにくせが強いところです。プレートで髪をしっかりと挟み、引っぱるようにしてスライドさせると、くせが伸びやすくなります。

毛先は毛量が少ないので、熱を通すのは一瞬で充分です。長時間毛先に熱を加えると、乾燥してしまうので気をつけましょう。

{ヘアアイロンに通す髪の量}

一度にたくさんの髪を通すと、結局何度もヘアアイロンを通すことに

一度にたくさんの髪を通すと、結局何度もヘアアイロンを通すことになって、ダメージを受ける。

ひと束の量を少なくすると、すぐに熱が通る

ひと束の量を少なくすると、すぐに熱が通るので、ダメージが少なくなる。

{髪を傷めないヘアアイロンの通し方}

髪を傷めないヘアアイロンの通し方

しっかり熱を通す
サッとスライドさせて抜く

まとめ

洗い流さないトリートメントで熱から髪を守る
アイロンを通す前にヘアクリップで髪を分ける


著=AYAMAR(柴田 紋奈)/『1分ヘア革命 読むだけで髪の悩みが消える本』(KADOKAWA)

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