女の悩みにズバリ回答!「子どもたちを送り込んでくる兄嫁。どうしたら…?」

#くらし   

夫、子ども、ママ友、しゅうとめ……どこまでも尽きない女の悩み。一人で悩んでいないで相談してみませんか? 今回は作家の桜木紫乃さんが「おい や、めい を勝手に送り込んでくる義姉」対策法を伝授してくれます。

【お悩み】

兄嫁が、「子どもたちが〇〇ちゃん(私)に会いたがってるから、そちらに行かせるね~!」と勝手においとめいたちを3人、送り込んできます。預けたあとは兄も義姉も連絡つかず。どう考えても義姉が休みたいだけ。連休は旅行でも行きたいのに、早めに連絡が来るので断われません。朝・昼・夜のごはんを用意し、お風呂に入れ……自分の子どもも合わせ5人の面倒を見るとヘトヘトです。どうすれば断われますか?(鹿児島県 サリー 28歳)

【桜木さんの回答】

28歳、2人の子持ち。連休に義理の姉が子どもを「送り込んでくる」ひぃぃ。合計5人の子どもたちのうち、いとこが6割。ちゃんと面倒を見ることが驚きですよ。わたくし、面倒くさがりの北海道女ですもん。あとのことなんて深く考えず、思いつくまま言いますね。「お義姉(ねえ)さん、それ無理」って。ここは角が立たぬよう何とかしたいと思っている鹿児島県のサリーちゃんに、薩摩女のすばらしき芯の太さを見ました。

ひたすら感服しつつ、50を過ぎた北の母ちゃんの「逃げるは恥だが役に立ちたい」気持ちとエールを贈らせてください。次の電話の際には「うれしいわ」のあとにひと言つけ加えてみて。「いっぺんに 5人の子どもたちがいるのはにぎやかでいいんだけど、この間 ○○ちゃんにけがさせそうになっちゃったの。わたし1人じゃ目が行き届かなくて、怖い思いさせちゃった。しばらくこの任務を休ませてほしいんだけど」「任務」に、ちょっとだけ力を込めて。誠意って時々、演技力を要するなあ。

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

回答者:桜木紫乃さん
さくらぎしの/作家。北海道生まれ、在住。子ども2人を育てながら作品を発表。2013年、『ホテルローヤル』で直木賞を受賞。最新刊は『氷の轍』(小学館)。

イラスト(桜木さん似顔絵)=伊藤和人

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