ようやくねんねした赤ちゃん。このスキに家事を片づけてしまいたいけれど、赤ちゃんをひとりで寝かせておくのはちょっぴり心配…。そんな育児を頑張るママパパの強い味方が、ベビーモニターです。離れた場所にいても赤ちゃんの様子が分かるベビーモニターは、今や育児をサポートする定番グッズ。
ですが、商品や機能などがさまざまあり、どれを選べばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。そこで、乳幼児睡眠コンサルタントのねんねママさんから、ベビーモニターの機能と選び方を詳しく解説してもらいました。さらに、数ある商品の中から、おすすめベビーモニターもピックアップしてご紹介します。
▶︎教えてくれた人
ねんねママ(和氣春花)さん
おすすめ「ベビーチェア」5選!座り心地だけでなく機能も充実
乳幼児睡眠コンサルタント。国内外の乳幼児睡眠に関する資格を取得し、YouTubeチャンネルやInstagramなどで寝かしつけに関する発信を続け、2022年現在の総フォロワーは10万人超。著書に『すぐ寝る、よく寝る 赤ちゃんの本』(青春出版社)がある。
ねんねママWEB
どうしてベビーモニターが必要なの?
別の部屋にいながら安心して家事ができる
ベビーモニターは主に赤ちゃんが寝ているときに使います。パパやママが赤ちゃんと違う部屋にいても、ベビーモニターの音声や映像で赤ちゃんが泣いていないか、うつぶせになってしまっていないかなどをいつでも確認することができれば、安心して家事をしたり本を読んだりできるでしょう。
赤ちゃんの様子を外から確認できるので、安眠を妨げない
ベビーモニターは昼間も活躍しますが、特におすすめなのは夜寝ている時の見守りに使用すること。というのも、様子を見るために寝室に出入りすると、暗くした部屋にドアから光が入ったり、物音がしたりして、赤ちゃんが目を覚ましてしまうことがあるからです。モニターで部屋の外から様子が確認できれば、赤ちゃんの安眠を妨げずにすみます。
赤ちゃんが”ねんね上手”になるのをサポートする
また、ひとりで眠れるなどねんねが上手になってほしいという希望があるのなら、赤ちゃんが泣き出すやいなや、大人が慌てて駆けつけないほうが上達への近道です。安全なベビーベッドの中にいて、窒息の危険性がある枕や掛け布団などをベッド内に置いていなければ、モニターで様子を見ながら、赤ちゃんが自力で泣き止むことができるかどうか、「ちょっと待つ」時間を取ってみてください。すると、仮に眠れず泣いてしまったとしても自分ひとりで落ち着く、自分ひとりで寝る「練習」になり、赤ちゃんは早くねんねが上手にできるようになります。
もちろん、大泣きするまで待つと逆に落ち着けなくなる赤ちゃんもいます。また、ママやパパも、赤ちゃんが泣くのがつらいと感じたり、泣いていることで何かあったのではないかと心配することもあるかもしれません。そんなときは、すぐに赤ちゃんのそばに行ってあげても構いません。家族みんなが心地よく、笑顔でいられることを優先しましょう。
赤ちゃんに危険が迫っていないかを離れた場所から確認できる
赤ちゃんがお座りやハイハイをするようになり、ひとりで遊んだり移動したりするようになったときも、ベビーモニターは強力な助っ人になります。けがするようなものを手にしていないか、危険な場所に行っていないかを、離れた場所からも確認できるからです。後から詳述する自動追跡機能などは、この時期以降に特に役立ちます。
ベビーモニターの選び方を解説
モニターの種類で選ぶ
ベビーモニターの主流は、カメラとマイクがついた、赤ちゃんの音声と映像を確認できるタイプです。大きく分けると、画像を専用モニターで見るタイプと、アプリを使ってスマホで見るタイプがあります。
簡単操作が魅力【専用モニタータイプ】
専用モニタータイプは、電源を入れるなどの簡単な操作だけで接続できるのがメリット。アプリの操作や登録が苦手な方も安心です。スマホを使わないので、赤ちゃんのお昼寝中にスマホで動画視聴やSNSなどが楽しめますし、スタンド式なら立てかけておいて常時モニターを確認できます。ただし、持ち運びには不便なので、使える場所が限定されます。
手軽で屋外にいるときにも携帯しやすい【アプリモニタータイプ】
アプリをインストールして操作するタイプは、いつも身近にあるスマホを使うので手軽に使えることが魅力。スマホ対応のモニターであれば、庭やベランダなど屋外に出るときには専用モニタータイプと比べて持ち運びやすいことがメリットです。ただし、モニター確認中はスマホでほかの操作ができませんし、接続トラブルなどが起きる可能性もあります。最近は、モニターでもスマホでも音声や映像が見られるハイブリッドタイプも登場しています。これなら両者の短所を補い、長所を活かすことができるでしょう。
コンパクトで安価【音声のみタイプ】
もうひとつ、音声のみをモニタリングするタイプのベビーモニターもあります。コンパクトで安価なのですが、赤ちゃんの声や周りの音が出ない限り様子が分からないのが難点です。映像も見られるタイプと比較すると、やはり物足りない印象に。赤ちゃんの泣き声が聞こえにくい家や広い戸建て住宅などでは、短時間の利用に限る方がいいかもしれません。
性能や機能で選ぶ
ベビーモニターに搭載されている性能や機能はじつに多彩です。高性能、多機能のモデルほど高価になりますので、下記を参考に、家庭の事情に合ったベビーモニターをチョイスしてください。
暗視機能
ナイトビジョンとも呼ばれ、赤外線を利用して暗くした部屋の中でもはっきりと映像を映し出す機能。夜寝ている赤ちゃんを見守るためには必須です。機種によって、カメラの周りが赤外線で赤く光るものと光らないものがあります。
赤ちゃんに限らず、光は人を覚醒させるものなので、赤ちゃんも真っ暗な部屋のほうが眠りやすくなります。赤い光が点ると赤ちゃんが目を覚ましたり、光に注目したりしてしまうことがあるので、できれば光らないものがベストです。
なお、赤外線カメラの画像は白黒になります。最初はちょっと見づらいと感じるかもしれませんが、慣れればちゃんと赤ちゃんの様子が分かるようになります。
カメラ性能
暗いところでもきれいに映る画質と、気になる部分を拡大できるズーム機能は大事です。最低限、暗くした部屋でも、うつぶせになっている、ベビーベッドの柵に脚が挟まっているなど、体の状態を確認できる程度の画質は備えたものを選びましょう。できれば、目があいているか笑っているかなど表情まで分かるものや、ズーム時の画質も確保できると◎。
温度・湿度センサー
赤ちゃんのいる部屋の室温と湿度をモニターに表示する機能で、設定温度や湿度より上下するとアラームで知らせてくれます。
1日の大半を眠って過ごす赤ちゃんにとって、睡眠環境を整えることはとても大切です。服装や季節にもよりますが、赤ちゃんにとっての適温は20〜22℃程度(夏は24-25℃、冬は18-20℃程度が目安)、適切な湿度は40〜60%とされます。
赤ちゃんのそばに温湿度計を置いて目視でチェックするという方法もありますが、暗い部屋では難しいもの。この機能があると、都度室内に入って確認する必要がないので便利です。最近はスマートリモコンに対応したエアコンも増えてきているので、室温が上下したらスマートリモコンで外から室温調節ができると、さらに理想的ですね。
動作検知・自動追跡機能
赤ちゃんの動作を検知して、動きがあったり、モニターに映らない場所に移動したりするとアラームで知らせるのが「動作検知機能」。赤ちゃんの動きをカメラが自動で追いかけるのが「自動追跡機能」です。
この機能があると、赤ちゃんが寝返りをして画角から外れても安心ですし、赤ちゃんが自分で動けるようになると、自動追跡機能はより役立ちます。なお、手元でカメラを上下左右に動かして、赤ちゃんの居場所に画角を合わせることができる「遠隔操作機能」で代用することも可能です。
音声検知機能
赤ちゃんの泣き声を検知して通知する機能です。泣き声がどの段階になったら通知するかを設定できるタイプもあります。掃除や洗い物をしているときなど、音に気付きにくいときに便利です。
相互音声通信機能
モニター側にいるママやパパの声を、赤ちゃんに聞かせることができる機能です。料理中などですぐに手が離せない場合でも、泣いている赤ちゃんに声がけをして、安心させることができます。ただし、なかにはマイクを通した家族の声に驚く赤ちゃんもいるので、注意しながら使ってください。
メロディー再生機能
子守歌の代わりに音楽を流してくれる機能です。ただし、音楽を流しながら赤ちゃんを眠らせると、音が止まったことに驚いて起きやすくなることもあるので、その場合は完全に寝入ってしまう前には消音するようにしましょう。
赤ちゃんの眠りをサポートすると言われる自然音(雨の音など)や胎内音、ホワイトノイズなら流しながら寝かせるのもおすすめ。ホワイトノイズとは、換気扇の「ゴーッ」という音や、昔のテレビで砂嵐と呼ばれた「ザーッ」という音など、音色を持たない雑音のことです。新生児〜生後4カ月くらいの赤ちゃんなら、ママの胎内音に近いこうした音を聞くと、安心して寝つきがよくなることも期待できます。また、ホワイトノイズは不意に聞こえる周囲の刺激的な音を覆い隠す働きがあるので、赤ちゃんが寝静まったあとは忍者のように生活しているママやパパの強い味方です。寝かしつけのときから流し、起床まで流しっぱなしにするのがおすすめです(消しても赤ちゃんが起きない場合は消してもOK)。
録画機能
赤ちゃんを見守るというベビーモニターの役割からはやや外れますが、自動で写真を撮ったり動画を撮ったりする録画機能がついたものもあります。赤ちゃんのベストショットを撮影するのは意外に難しいものです。でも、この機能があれば、赤ちゃんの動きや表情に反応したカメラが、自動で赤ちゃんの様子を撮影してくれます。さらにうれしいのが、なかなか撮影する機会がない、育児するママやパパの自然な表情も撮ってくれること。偶然の1カットが思い出の1枚になるかもしれません。
ベビーモニターを選ぶ&使うときの注意点
「技適マーク」がついていることを確認する
ベビーモニターを選ぶ際には、「技適マーク」がついていることを確認しましょう。技適マークとは、電波法令で定められた基準に適合した機器であることを証明するマークです。このマークのないベビーモニターは法令に違反している可能性があるので注意してください。技適マークは、機器の底面やパッケージなどに表示されています。ネット上の説明文やカタログに「技適マーク認証済」などと記載されている場合もあるので、チェックしてみましょう。
絶対に赤ちゃんをひとりにして外出してはいけない
ベビーモニターがあるからと、赤ちゃんをひとりにして外出することは絶対に避けてください。ベビーモニターは、あくまで家の中にいる人が、別室にいる赤ちゃんの様子を確認するための道具です。赤ちゃんにトラブルがあったとき、すぐに駆けつけられる場所でのみ使用するようにしましょう。くれぐれも、ベビーモニターを過信しないようにしてください。
2022年ベビーモニターのおすすめ商品14選
ここからは、ねんねママさんのコメントとともに、編集部が厳選したおすすめのベビーモニタ-をご紹介。ぜひ、赤ちゃんの様子やライフスタイルにぴったりのベビーモニターを選んでみてください。
人工知能技術を駆使した最高クラスの安心感『Cubo(キューボ) Ai Plus スマートベビーモニター』
赤ちゃんの顔が覆われる危険も回避
最先端のAI技術とモーションテクノロジーを駆使し、小児科医と共同開発した高級モデルです。世界初の顔認識カバー防止と寝返りアラートで、赤ちゃんの顔がタオルなどで覆われるとすぐ分かります。危険エリアへの侵入を感知するアラートも搭載。睡眠分析レポートで赤ちゃんの睡眠状況も把握でき、自動写真キャプチャー機能で一瞬の表情まで逃さず撮影してくれます。「前夜の写真を翌朝ダイジェストで見られます。思わぬ瞬間を撮影してくれていて、家族の思い出に残ります。私の家でも使っているベビーモニタ-です」とねんねママさん。
グッドデザイン賞&キッズデザイン賞W受賞『トリビュート ベビーカメラBM-LTL2』
動きに合わせて自動で角度調節
寝返りやハイハイをしても、赤ちゃんの動きに合わせてカメラが自動的に角度調節をするオートトラッキング機能を搭載。暗い部屋でもカメラの赤外線が光らないので、赤ちゃんは安心して眠れます。パパママからの声かけもできる2WAY方式。約7時間使える大容量充電池採用で、電池切れのリスクも軽減します。「基本的な機能がすべて盛り込まれたオールマイティタイプで、カメラの性能もいいですね」
リーズナブルなのに機能充実『ベビースマイル ベビーモニター』
広範囲をカバーできるからリビングにも
機能が充実しているのに値段が安い、コスパのいいモデルです。専用のアプリで簡単に接続でき、可動範囲は左右355度、上下90度。赤ちゃんの動きや音を検知してスマホに知らせる動体検知機能のほか、双方向での音声のやりとり、4倍ズーム機能、暗い部屋でもよく見える暗視機能も搭載。「天井にも取りつけ可能なので、広範囲をカバーしたいリビングでも使いやすいですね」
ベビーベッドの柵にも取りつけ可能『+Style(プラススタイル) ホームカメラPS-CMR-W02』
アダプターで気温・湿度も測定
スタンドやベッドの柵などに巻きつけて使えるフレキシブルアームを採用。付属の「気温/湿度センサーアダプター」を本体に接続すれば、室内の温度や湿度も分かります。動きや音を検知するとスマホにアラートで通知してくれ、機能のON・OFFや検知感度は選択可能です。「ベビーベッドを置く位置の都合で、カメラを取りつけるスペースがないお宅に便利ですね」
モニター機の光と音で様子をお知らせ『パナソニック ベビーモニター KX-HC705』
電源を入れるだけですぐに使用
音、動作、温度の3種類のセンサーを搭載し、反応するとモニター機のLEDが点灯したりお知らせ音が鳴ったりするので、赤ちゃんの変化にすばやく気づくことができます。赤外線LEDも暗くなると自動的に点灯。カメラと専用モニターの接続設定が不要で、電源を入れるだけですぐに使用できます。胎内音、心音、ホワイトノイズ、波の音、雨音の5種類の音と5種の子守歌を搭載。モニターは充電式で、持ち運びもラク。「2倍にズームができて、ズームしたときも映像がきれいです」
モニターとスマホのいいとこ取り『トリビュート ベビーカメラBM-DW01』
ひと手間を省くボイスオン機能
専用の4.3インチ大画面モニターでも、スマホでも映像が見られる、デュアルタイプ。タッチパネル操作でカメラを上下左右にリモートコントロール。省電力モードで音声のみのモニタリングにすることもでき、室温が設定温度を外れると教えてくれます。「赤ちゃんが泣き出すと自動でモニターを起動するボイスオン機能があるので、モニターのスイッチを押すひと手間が省けますね」
タイムラプス機能で思い出を共有『パナソニック ベビーカメラ KX-HBC200』
スマートスピーカーとも連携できる
200万画素の高画質画像をスマホで確認。最大8台(宅外は2台)のスマホが登録可能なので、家族みんなで見守りができます。動作、音、温度を検知してスマホに通知してくれ、スマートスピーカー(別売品)との連携もできます。撮影した1日分の動画を時系列につなぎ、録画映像を約10倍速で見ることができるタイムラプス機能で、赤ちゃんの1日の動きを短時間で楽しめます。「簡単に思い出が残せるので重宝しそうです」
スマホにアプリを入れて簡単登録『エースセキュリティシステム ベビーモニター ペットモニター』
高画質で高速通信
スマホで簡単に見守りができるタイプ。一般的なワイヤレスカメラのWi-Fi規格より電波干渉が少なく、安定して高速通信ができる5GHzに対応。しかも高画質500万画素で映像がきれい。動くものを検知してカメラのレンズが自動追跡するのはもちろん、スマホ画面から遠隔操作でカメラの向きを自在に動かせます。ペット用にも。
省エネモードなら12時間連続使用『YISSVIC ベビーモニター』
カメラ4台まで接続できる
赤ちゃんが泣いたときだけ自動でモニターが起動されるエコモードにすると、約12時間の連続使用が可能です。夜になると自動的に赤外線ライトがON。設定時間にアラームを鳴らせる便利な機能もついています。4台までカメラ(別売り)が同時に接続でき、カメラ自動切替表示もできます。カメラの角度は360度調整可能。
音を検知すると自動でモニターon『セキュオン ハイブリッドデジタルベビーモニター BMB200』
オプションでスマホにも対応
カメラ本体は天井や壁への設置も可能で、可動域が広い。一定時間本体が音をとらえないと、モニターが自動的にスリープモードに移行して、音を感知するとまた自動でモニターに映像が入ります。最大4台のカメラ(別売)接続が可能で、4分割で映像確認もできます。SDカードを使用すると70〜120時間もの録画が可能で、オプションのクレードルをつければスマホにも対応。
水平方向に360度。広範囲を見渡せる『TP-Link パンチルト ネットワークWi-FiカメラTapo C200』
高画質録画で細部もくっきり
無料アプリをスマホにダウンロードすれば、設定は簡単。水平方向に360度、垂直方向に114度の首振りが可能です。高画質HD録画だから、細かい部分まではっきり見えます。動作検知機能搭載で、赤ちゃんの動きを検知するとスマホに通知。ナイトビジョンも自動で切り替えてくれるし、価格もリーズナブルです。
わずかな光で夜でもカラー撮影が可能『ATOM tech (アトムテック) ATOM Cam(アトムカム) 2』
コンパクトなのに驚きの8倍ズーム
重さが約100gと非常にコンパクト。内蔵の磁石と同梱の両面テープでどこでも簡単に設置できます。赤外線ナイトビジョンなら暗闇でもクリアに撮れますし、微弱な光があれば夜でもカラーで撮影できます。しかも8倍ズーム搭載で、気になるポイントはスマホ操作で大きくアップに。AIによる人体検知機能やタイムラプス機能もついています。
インテリアになるシックなカメラ『エジソンスマート 見守りカメラ キューブ』
モーション&音声検知機能も搭載
高機能なおしゃれ家電で知られる「Edison Smartシリーズ」から、モダンかつシンプルで、インテリアとして「見せる」ベビーモニターが誕生。最大200万画素の高品質画像が撮影できます。モーション・音声検知機能つきで、モーション検出時はその時のキャプチャー画像も併せてスマホにアラーム通知。プライバシー保護も万全です。
赤ちゃんの泣き声を5段階でお知らせ『HB LIFE ベビーモニター』
声に反応して自動的に起動
感度の切り替えができる音声センサー搭載で、モニター上部の警告灯が、赤ちゃんの泣き声を5段階でお知らせします。赤ちゃんが静かに寝ている間はモニター画面が消え、目覚めて泣くと自動的に起動するから、安心&省電力です。4種類の子守歌を流すこともできます。温度センサーつきなので室温も確認できますし、双方向通信でパパママからの声がけもOK。
ベビーモニターは赤ちゃんの様子を見守ることはもちろん、安眠をサポートするためにも有効な道具です。ですが、ねんねママさんによると、安眠には環境を整えることが何よりも大事とか。
「赤ちゃんを大人のベッドに寝かせるのは避け、ベビーベッドか赤ちゃん専用の布団に寝かせてください。0歳児の場合、枕や布団、ぬいぐるみなど、柔らかいものを寝床に置くのは、赤ちゃんの窒息の原因になる可能性があるのでNGです。布団をかけるのではなくスリーパーなどを着せましょう。マットレスも硬めのものを選び、温めすぎを避けるなど安全に配慮してくださいね。」(ねんねママさん)
環境を整えた上で、ベビーモニターの助けを借りながら、家事をスムーズに進め、リラックスタイムも取って、ハッピーな家族時間を過ごせるといいですね。
文・取材=春日あずさ