肉じゃがや肉だんごも! <離乳食後期>9~11カ月ごろのおかず/バランスのよい手作り離乳食(9)

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肉だんご

『365日マネするだけ離乳食 離乳食はこの1冊でまるごと解決!』 9回【全11回】


子どもの成長に大切な離乳食。でも、何をどのようにあげたらいいかわからない…。そんなお悩みを解決するヒントをご紹介します。

離乳食アプリ人気No.1「手作り離乳食」からのレシピを、離乳食教室を多数開催している中村美穂先生が解説。約1年間続く離乳食を進める上で、役立つ情報をお届けします!

※本記事は手作り離乳食 by ninaru(著)、中村美穂(監修)の書籍『365日マネするだけ離乳食 離乳食はこの1冊でまるごと解決!』から一部抜粋・編集しました

〈後期〉9~11カ月ごろ(前半)

肉じゃが

9~11カ月ごろには肉じゃがも

◆材料
豚ひき肉 …15g
じゃがいも …20g
玉ねぎ …10g
だし汁 …70ml
醤油 …3滴

◆作り方
1 豚ひき肉はさっとゆで、余分な脂身を落とす。

2 じゃがいもと玉ねぎは5mm角に切る。

3 鍋に1、2、だし汁を入れ、ひと煮立ちさせる。

4 3に醤油を加え、やわらかく煮こむ。

オクラとわかめのスープ

オクラとわかめのスープ

◆材料
オクラ… 20g
わかめ(乾燥)… 小さじ1/2
だし汁 …50ml

◆作り方
1 わかめは水で戻し、みじん切りにする。

2 オクラはやわらかくゆで、種を取り除き、粗めのみじん切りにする。

3 小鍋にだし汁、1、2を入れ、ひと煮立ちさせる。

かぼちゃ茶巾

かぼちゃ茶巾

◆材料
かぼちゃ …25g
玉ねぎ …5g
バター(無塩) …小さじ1/4程度
しらす …5g

◆作り方
1 かぼちゃの種と皮を除き、小さく切ってゆでる。またはシリコンスチーマーを使って電子レンジ(500W)でやわらかくなるまで加熱し、マッシュする。

2 玉ねぎをみじん切りにして、フライパンに薄く溶かしたバターをひいて、やわらかくなるまで炒める。

3 しらすは、茶こしやザルに入れ、湯通しして塩抜きし、細かくきざむ。

4 1、2、3すべてを混ぜ合わせて、6等分に。ひとつずつラップで丸く包み、上部をキュッとしぼる。

わかめの卵とじ

わかめの卵とじ

◆材料
わかめ(乾燥)…小さじ1/2
玉ねぎ…15g
だし汁 …30ml
卵黄… 1個分

◆作り方
1 わかめは水で戻す。

2 1と玉ねぎをやわらかくゆで、みじん切りにする。

3 小鍋にだし汁、2を入れ、ひと煮立ちさせる。

4 3に溶いた卵黄をまわし入れ、よく火を通す。

きゅうりとトマトのサラダ

きゅうりとトマトのサラダ

◆材料
きゅうり…10g
トマト…10g

◆作り方
1 きゅうりは皮をむいて、2~3mm角のみじん切りにする。

2 トマトは湯むきして種を取り除き、2~3mm角のみじん切りにする。

3 1と2を混ぜ合わせる。

肉だんご

肉だんご

◆材料(12個分)
玉ねぎ…10g
豚ひき肉 …50g
豆腐(絹ごし)…15g
片栗粉…10g

◆作り方
1 玉ねぎはみじん切りにする。

2 1とすべての材料を合わせ、粘りが出るまでよく混ぜる。

3 鍋にお湯を沸騰させ、2のタネをスプーンですくいながら丸めてお湯に落とし、しっかりゆでる。
1食分は2~3個が目安。

昆布だしのとり方

水1カップと5cmほどに切った昆布を鍋に入れ(倍量は水2カップに昆布10cm程度)、30分ほどつけます。弱火にかけ、水泡が浮いてきたら昆布を取り出します。

即席かつおだしの作り方

耐熱容器にかつお節ひとつまみ(昆布を加えてもOK)と水大さじ2を入れふわっとラップをかけて電子レンジで30秒ほど加熱します。1食分のだし汁作りに便利。

かつおだしのとり方

1 かつお節を湯に入れる
煮立たせた湯(水2カップ程度)に、かつお節を1/2カップ分入れて火を止めます。※水を昆布だしに変えると昆布&かつお節だしになります。

2 ザルでこす
冷めてからザルやペーパータオルでこせば出来上がり。製氷皿で冷凍し、フリーザーバッグに移して冷凍保存しておくとしばらく使えます。

※初めて登場する食材について、初期前半は少量ずつ与える例を記載していますが、初期後半からは初めてでも1食分の量が記載されています。初めて試す食材は少量ずつ与えるのが基本なので、レシピを試す前に少量ずつ与えるか、初めての食材を少量にして、同じ栄養源のグループで食べたことのある食材に置き換えてください。どんな食材でもアレルギーのリスクは0%ではありませんが、特に卵、小麦、乳製品、たんぱく質を含む食材全般、果物については初めて食べたあとの様子をよく見てあげましょう。

※本記事の内容は厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」に沿って制作していますが、赤ちゃんは成長・発達の個人差が大きく、消化機能やその時の体調によっても状態が変わりますので、進め方や量、形態はあくまで目安とお考えください。離乳食について、心配を感じる時は必ずかかりつけ医に相談し、赤ちゃんの様子を見て無理なく進めてください。

※赤ちゃんが食物アレルギーの診断を受けている、または疑いのある場合は必ず医師と相談の上進めてください。

※レシピの食材は旬のものや自宅にあるものに置き換えてもかまいません(ただし、この時期に食べられる食材かどうかチェックしましょう)。


著=手作り離乳食 by ninaru、監修=中村美穂/『365日マネするだけ離乳食 離乳食はこの1冊でまるごと解決!』(KADOKAWA)

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