透明感の有無も自由に! スライムに色をつけてみよう/YouTuberのってんのスライム科学実験(3)

スライムの作り方、楽しみ方、実験の仕方、仕組みがわかるYouTubeチャンネルを運営し、登録者50万人超(2022年6月時点)を誇るのってんさんが今回教えてくれるのは、オリジナルスライムの作り方とその楽しさ。
スライム作りを通して「なぜ? どうして?」と考えて、理系的な思考や実験思考を身につけることができるだけでなく、試行錯誤して実行する能力を身につけることができるスライム作り。お子さんの夏休みの自由研究にオススメしてはいかがでしょうか?
※本記事はのってん著、野本貴大監修の書籍『作って、さわって、聞いて楽しい! のってんのスライム科学実験』から一部抜粋・編集しました
スライムに色をつけてみよう!
スライムに色をつける方法は大きく分けると2つ!
材料や量を変えるだけで、全然ちがう色になるのが面白いところ。
好きなスライムを作るための方法と材料を考えてチャレンジしてみて!
▶︎ノーマルスライムの作り方は下記参照
スライムになる前に色をつける
1 食紅

入れすぎ注意! 2、3てきで十分色はつくよ!
せんたくのりに食紅を垂らしてよく混ぜてからホウ砂水を入れる。

少しとう明感のある赤色になったね!

2 絵の具

2、3cmくらいがおすすめ。
せんたくのりに絵の具を入れて、よく混ぜてからホウ砂水を入れる。

しっかり色づいて、とう明感がなくなったね!

スライムになった後に色をつける
1 食紅

入れすぎ注意! 2、3てきで十分色はつくよ!
スライムに食紅を垂らして、包みこむように混ぜる。

混ざっていくとちゅうの様子もきれいだね!

とう明感があって、向こう側の指もすけて見えるね。

2 絵の具

2、3cmくらいがおすすめ。
スライムに絵の具をのせて、包みこむように混ぜる。

スライムの中に何かがかくされているみたいだね!

しっかり色がついて、とう明感のない青色になったね!

色のついたスライムを混ぜてみる
絵の具で色をつけた2つの同じ量のスライムを混ぜてみたよ!




とう明感のないむらさき色のスライムが完成!
他にも、食紅の赤スライムと食紅の青スライム、食紅の赤スライムと絵の具の赤スライムの組み合わせなどいろいろ試してみよう!
ノーマルスライムを作ってみよう!

材料
・せんたくのり 300ml

・ホウ砂 小さじ1

・水(ぬるま湯) 300ml

<実験のポイント>
スライム作りは必ず大人がいるところで行い、ホウ砂などの材料を口に入れたり、手についたまま目をこすったりするのは危ないから、絶対にしないでね! 分量や作り方を守ってスライム作りを楽しもう!
道具
・ボウル
大きめのものを選えらぼう

・ホウ砂水用容器
少しずつ入れることができる容器ならなんでもOK

・混ぜる棒( わりばし)
スプーン、へら、などでもOK

作り方
1 まずはホウ砂水を作ろう!
ホウ砂小さじ1を計量する。すりきりで計量するよ。

ぬるま湯300mlを計量する。ぬるま湯は手でさわれる40度くらいがおすすめ。

ホウ砂とぬるま湯を容器に入れて、ホウ砂がしっかりとけるまでよく混ぜる。

2 いよいよスライムを作ろう!
※作り方が見えやすいように、少しだけ色をつけています。
せんたくのり300mlを計量して、ボウルに入れる。

やわらかいスライムを作りたいときは、ここで水を追加しよう!
1で作ったホウ砂水を少しずつ入れる。

作ったホウ砂水は全部は入れないよ! 様子を見て少しずつ入れよう。
わりばしを使って混ぜる( 少しずつまとまってくる)。

ホウ砂水を足して、さらによくかき混ぜる。

のってんの場合は、合計で42gのホウ砂水を入れたらいい感じにかたまったよ!
3 手でこねよう!
ボウルからはなれるくらいまでまとまったら、

のばして、まとめてをくり返す。

全体がまとまり、手につかなくなったら…

できあがり!

数日置いておくと、空気がぬけてクリアなスライムになるよ!

<実験のポイント>
水を加えてやわらかいスライムにしてみたり、色をつけてみたり、スライムの可能性は無限大! いろいろ試してみて、自分だけのスライムを作ってみよう!

【著者プロフィール】
のってん
YouTubeチャンネル登録者50万人。スライムを作って、さわって、聞いて楽しむ動画を発信、ダイナミックなスライム作りを楽しむ様子や笑顔で常に新しいスライム作りをしている様子が好評。
著=のってん/『作って、さわって、聞いて楽しい! のってんのスライム科学実験』(KADOKAWA)