料理の「さしすせそ」は科学的にも証明されていた!/子どもに話したい雑学(23)

子どもをもつ親たちに、ぜひ知っておいてほしい教養系雑学。
「ざるそばともりそばの違いは?」「ポン酢のポンってなに?」
これ、答えられますか?
「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」「子どもの好奇心を高めたい」そんな方に、わかりやすく、楽しみながら「タメになるうんちく」をお教えします!
子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう学校では教わらない「おもしろ知識」「生活の知恵」をどうぞ。
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。
料理の「さしすせそ」を科学的に解明!
料理の「さしすせそ」といえば、砂糖、塩、酢、しょう油(せうゆ)、味噌のことで、この順番に使うと料理がおいしくできるという、「おばあちゃんの知恵」のようなもの。この「さしすせそ」という順番は、科学的に分析するとじつに理にかなっていることがわかる。
塩を構成するイオンは非常に小さく食材に染み込みやすいため、塩を先に入れると、あとから入れた砂糖が食材に染み込む余地がなくなってしまう。そこで砂糖を先に、塩を2番目に入れる。次に酢を入れるのは、この段階で入れて加熱を続けることで、強すぎる刺激臭を飛ばすため。しょう油を後半で入れるのは、加熱時間を短くして、揮発性の高いしょう油独特の香り成分を飛ばさないためだ。
味噌を最後に入れるのは、加熱しすぎると、味噌に含まれるタンパク質が変質する可能性があり、香りも飛んでしまいやすいから。そのため、味噌は最後に火を止めてから入れ、ひと煮立ちさせるだけで料理を締めくくることが多いのである。
監修=多湖 輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(KADOKAWA)
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