「ハイヒール」を流行らせたのは誰?当時大流行した意外な理由とは/子どもに話したい雑学(43)

ハイヒールを流行させたのは誰?

ニオイが凄すぎて室内で開けられない!? 世界一臭い缶詰の正体/子どもに話したい雑学
『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』43回【全56回】


子どもをもつ親たちに、ぜひ知っておいてほしい教養系雑学。

「ざるそばともりそばの違いは?」「ポン酢のポンってなに?」
これ、答えられますか?

「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」「子どもの好奇心を高めたい」そんな方に、わかりやすく、楽しみながら「タメになるうんちく」をお教えします!
子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまう学校では教わらない「おもしろ知識」「生活の知恵」をどうぞ。

※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。


ハイヒールを流行させたのはあの皇帝だった!


女性のおしゃれな靴として知られるハイヒールだが、その歴史は意外に長く、かつて中央アジアの騎馬民族が落馬防止のために、かかとにくさび状の皮革をつけたのがルーツといわれる。

16世紀半ばには、靴底に厚みのある台を取りつけた靴「チョピン」がベネチアで生まれ、ヨーロッパ各地に広まった。

現在のハイヒールの原型が誕生したのは17世紀のこと。フランスのルイ14世がハイヒールを愛用し、当時ファッションリーダーだった貴族の男性の間で大流行するようになる。

背が高くて堂々として見えるから、というのが流行の理由だった。

特にルイ14世は身長が160センチほどしかなく、背の低さをカバーするためにハイヒールを好んだといわれる。それを見た貴族たちもハイヒールを履くようになると、それに負けないように、ルイ14世のヒールはどんどん高くなっていった。

一方、女性の間でも14世紀頃から、ドレスのスカートが膨らむにつれて、全体のバランスをよくするために高いヒールを履くようになる。そんな中、17世紀のフランス男性の間でハイヒールが流行すると、女性も長いドレスの下にハイヒールを履くことが一般化していったのだ。

監修=多湖 輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(KADOKAWA)

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