種類豊富な旬の国産「りんご」!1日1個の「りんご」で元気に若々しく

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そのままでも、加熱してもおいしい国産の「りんご」は今が旬

「りんご」のおいしい季節がやってきました。「りんご」は約4000年前には栽培されていたともいわれ、数多くの品種があります。1年中流通していますが、おおむね旬は秋から冬。甘酸っぱくみずみずしいその果実は、乾燥した季節に食べるとよりいっそうおいしく感じられます。
「りんご」は低カロリーなうえ、栄養価の高いフルーツでもあります。美容効果がある栄養素もたっぷり含まれているので、積極的に摂りたいくだものです。

「りんごポリフェノール」の抗酸化作用やビタミンCでアンチエイジング

昔からよく言われることわざに「りんごが赤くなると医者が青くなる」というものがあります。これは、赤くなった「りんご」を食べれば、病気知らずで医者にかからずに済む、という意味。それほど「りんご」には多くの栄養素が含まれています。

まず挙げられるのが、「りんごポリフェノール」。老化のもととなる細胞の活性酸素を抑える抗酸化作用を持つほか、美白効果も期待できます。特に皮の部分に多く含まれているので、「りんご」を食べるときはぜひ皮付きで食べましょう。
皮の部分には、整腸作用を促すぺクチンも含まれています。

お弁当の定番、うさぎ形りんご。皮付きのまま食べるので「りんごポリフェノール」やペクチンを摂るのにぴったり!


体の余分なナトリウム(塩分)の排出を促し、むくみをおさえるカリウムも「りんご」に含まれる主な栄養素の1つ。外食などで塩分を多く摂りがちになったときなどに食べるのもおすすめです。

また、美白美肌アンチエイジング効果を持つビタミンC腸内環境を整える食物繊維も多く含まれています。

アジアが原産の「りんご」 日本で生まれた品種も豊富

「りんご」の原産地は中央アジア地方、コーカサス(カフカス)の北方地帯から西アジアにかけての寒冷地です。16~17世紀ころにヨーロッパ各地に広まり、日本に伝わったのは1871(明治4)年。この年に北海道開拓使次官の黒田清隆氏がアメリカから75品種の苗木を持ち帰ったことをきっかけに、広く栽培されるようになりました。

代表的な品種をご紹介します。

◆つがる
収穫期は8月下旬~9月中旬。早生(わせ。早く成熟するもの)「りんご」の主力品種で、日本では「ふじ」の次に多く栽培されています。青森県りんご試験場で「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」を掛け合わせて作られた品種で、1975(昭和50)年に「つがる」と命名されました。大きさは300g前後。黄白色の果肉はやや硬めで、酸味が少なく果汁が多い品種です。

◆シナノスイート
収穫期は9月下旬~10月上旬。これからの中生(なかて。収穫までの期間を早・中・晩と分けたとき、早生と晩生の中間のもの)の主要品種として期待されています。長野県で「ふじ」と「つがる」を掛け合わせて作られ、1996(平成8)年に命名されました。300~350gと大きめの果実は長円形で、薄い縦じまが入った濃い赤色の果皮が特徴。果汁たっぷりで酸味は少なめ、とても甘い品種です。

薄い縦じま模様が特徴の「シナノスイート」


◆ジョナゴールド
収穫期は10月中~下旬。アメリカのニューヨーク州ジェネバにあるニューヨーク州農業試験場で「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」を掛け合わせて作られた品種で、1968(昭和43)年にこの名前に。果実は350~400gと大きめで、果肉の色は黄白色。適度な酸味と濃厚な味が特徴です。

◆王林(おうりん)
収穫期は10月下旬~11月上旬。黄緑色の皮にぽつぽつした点があり、黄色系の品種の中で最も代表的な品種です。福島県の大槻只之助氏が育成した品種で「ゴールデンデリシャス」と「印度」を掛け合わせて作られ、1952(昭和27)年に「王林」と名付けられました。大きさは300g前後で、黄白色の果肉は果汁が多め。酸味が少なく、さわやかな香りが特徴です。

黄緑色の皮が個性的な「王林」


◆ふじ
収穫期は11月上~中旬。国内の「りんご」生産量のおよそ半分を占める、日本を代表する品種です。「国光」と「デリシャス」を掛け合わせて作られ、1962(昭和37)年に育成地の青森県藤崎(ふじさき)町にちなみ、「ふじ」と命名されました。袋をかけずに育てたものが「サンふじ」、袋をかけて育てたものは「ふじ」として流通しています。大きさは300g前後で、とても甘く歯ごたえがあり、熟してくると果実の中心部に周辺に蜜が入るのが特徴です。


「りんご」をもっとおいしく味わうミニ知識 料理に使うのもおすすめ

おいしい「りんご」の選び方

軸が太く、皮に張りがあるものを選びましょう。皮は全体的に着色しているものがよく、赤色の「りんご」の場合、お尻の部分に緑色が残っていないものがおすすめです。
よく熟したものは手に持ったときにずっしりと重く、「りんご」特有のさわやかなよい香りがするので、同じ大きさの「りんご」がある場合は比べてみると、熟した「りんご」を選ぶことができます。
また、果実を指ではじいた時、鈍い音でなくポンポンと弾んだ音がする「りんご」が新鮮だといわれています。

どうして茶色くなるの?

「りんご」を切った後、そのまま放置すると切り口が褐色に変色してしまいます。これを「褐変」といいます。これは、「りんご」に含まれるポリフェノールが空気に触れて酸化してしまうため。塩水につけると、防ぐことができます。

果実中心部に蜜が入った「サンふじ」。塩水につけて切り口の変色を防ぎましょう


「りんご」をすりおろすときは

金属のおろし器を使うと褐変が進んでしまうため、プラスチックや陶器のおろし器を使うのがおすすめです。

「りんご」の甘さを増す方法

よく冷やしてから食べると甘さが増しておいしく味わえます。「りんご」に多く含まれる果糖の結晶は、低温で甘さが増す性質を持つためです。

皮付き「りんご」のカッテージチーズのせ

「りんご」を皮付きのまま食べやすく切って皿に盛り、カッテージチーズをのせ、はちみつをかけます。さわやかな甘みの「りんご」とさっぱりとしたカッテージチーズ、はちみつの風味が朝食にぴったりで、食物繊維やビタミンCを手軽に摂ることもできます。皮付きのまま食べるので、抗酸化作用を持つ「りんごポリフェノール」を摂れるのもうれしいポイント。

手軽に食物繊維やビタミン、りんごポリフェノールを摂れる「皮付き『りんご』のカッテージチーズのせ」

食べ方提案= 牧野直子  撮影=澤木央子

チキンのアップルソース

「りんご」は加熱しても栄養が失われることがないため料理に使うのもおすすめ。甘酸っぱいソースに仕立てた一品をご紹介します。2人分のレシピです。
①とり肉約400g(小2枚)は塩、こしょう各少々をふる。「りんご」1個は皮と芯を除き、1/8のくし形に切る。
②フライパンに油大さじ1/2を熱し、とり肉の皮を下にして弱めの中火で約7分焼き、皮がカリッとしたら返し、あいているところに「りんご」を入れて弱火にして約10分焼く。とり肉に火が通ったらレモン汁をふる。
③とり肉と「りんご」を取り出して余分な脂を捨て、砂糖小さじ1/2を加えて火にかける。カラメル状になったら水1/3カップを加え、塩、こしょう各少々で調味して水溶き片栗粉を加えて、薄いとろみをつけてソースを作る。
④とり肉と「りんご」を盛り、③のソースをかけてルッコラを添える。

カラメル風味のりんごソースとチキンが絶妙なハーモニーの「チキンのアップルソース」

レシピ制作=石原洋子 撮影=今清水隆宏

カラメル風味で甘酸っぱい「りんご」のフルーティーなソースが、こんがり焼いたとり肉によく合います。1つのフライパンで簡単に作れるのに味も見た目も本格的なので、おもてなしなどにもおすすめです。


美に関する栄養素を多く含む国産の「りんご」は手間をかけずに食べやすく、スーパーなどで気軽に買いやすいのも魅力。毎日の食事にプラスして、おいしく味わいながら、アンチエイジングしましょう。


文=岡田知子(BLOOM)
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