【若林理砂「ぼんやり不調を整える」】キーワードは「除湿」「豆類」「お風呂」。上手な湿度調整を

鍼灸(しんきゅう)師の若林理砂さんが「ぼんやり不調の整え方」を語る、「ぼんやり不調を整える 若林理砂の二十四節気の養生暮らし」。小満(しょうまん)~芒種(ぼうしゅ)~夏至(げし)=5月21日~6月21日ごろ、に始めたい“梅雨時の体調を整える備え”を教えてもらいます。

●お悩み/体が重だるく、むくみも気になります

【部屋の中の湿気を追い払い、梅雨を快適に過ごす】

梅雨の初めから、本格的な梅雨に突入するこの時期は、湿度が高く、気温も暑かったり寒かったりと安定しないので、お天気によって体調が左右されやすい季節です。体が重だるい、下半身がむくむ、ひざなど関節が痛むといった不調が現われる人も少なくないでしょう。

この時期の養生のポイントは、何といっても湿度の調整。できれば除湿機を使って、寝室内だけでもからっとさせておくと、日中のだるさが和らぎます。寝具や寝巻きは吸湿・発散性にすぐれた麻素材のものを選ぶと快適です。

雨が続くとお出かけもおっくうですし、外遊びができず親子でイライラてこともあるはず。そんなときは、「きょうはお片づけの日」と決めて、徹底的に掃除をするのがおすすめ。いらないものを分別したり、部屋中に雑巾がけをしたりと、体を使って掃除をすると運動不足の解消にもなりますし、梅雨時期のカビ対策にもなり、一石二鳥。雑巾を絞るときは、水にヒノキやミントのエッセンシャルオイルを数滴落としておくと、香りの効果で気の巡りがよくなり、害虫予防にもなります。お子さんと一緒にぜひ、楽しみながら行なってみてください。

●今季の養生食材

【豆類を取り入れて、体の湿を撃退!】

豆類には体の湿を取り除く作用があります。大豆製品や緑豆もやし、枝豆など。あずきをだしとしょうゆと塩少々で煮込んだあずきスープは、むくみや二日酔い解消にもぴったり。

●今季の養生ワザ

【お風呂で汗をかいて、むくみを解消】

むくみがひどい場合は、41℃くらいの熱めのお湯につかり、しっかり汗をかきましょう。お風呂上がりは体をよく拭き、汗が引いてから服を着て。クーラーで体を冷やすのは×。

●「二十四節気(にじゅうしせっき)」でいうと今は…

【小満(しょうまん)~芒種(ぼうしゅ)~夏至(げし)=5月21日~6月21日ごろ】

アジサイが咲き、いよいよ雨の季節へ。草花が雨露にぬれていっそう鮮やかに色づく時期です。湿度を上手に調整して、快適に過ごしましょう。