食べこぼし汚れに効く洗剤って何? 大掃除前に覚えておきたい「汚れ落としの法則」

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「汚れ落としの法則」は、適した洗剤+温度+時間+物理的な力。

来たる年末に向けて、家の掃除を少しずつ...と考えている方も多いのでは? そこでおさらいしておきたいのが、汚れにきく洗剤の選び方や使い方。キッチンの油汚れ、お風呂の石けんかす...汚れの種類によって、使うべき洗剤は違うんです。

「汚れタイプ別洗剤の使い方」今回は、汚れの種類別洗剤の選び方と、汚れ落としの基本をご紹介します。

汚れ落としの法則は、適した洗剤+温度+時間+物理的な力。この組み合わせがとても大事ですよ!

*  *  *

その汚れは何性? 汚れの種類別洗剤の選び方


「酸性の汚れ」にきく洗剤

汚れの種類:油汚れ、皮脂、湯あか、食べこぼし、口紅、ファンデーションなど

▶︎弱アルカリ性洗剤
・酸素系漂白剤〈過炭酸ナトリウム〉(粉末)
・還元型漂白剤〈二酸化チオ尿素〉
・重曹〈炭酸水素ナトリウム〉
・セスキ炭酸ソーダ
・純石けん

*pH値が8を超えるもので、酸性の汚れである油汚れや焦げつき汚れに有効。手肌への影響が少ない弱アルカリ性が汎用性が高い。


「中性の汚れ」にきく洗剤

汚れの種類:さまざまな汚れが混ざっているもの

▶︎中性洗剤
油汚れや水あかなど、性質の異なる汚れが混ざった、軽い汚れに幅広く使える。食器用洗剤や住居用洗剤に多い。

*pH 値が6以上8以下。


「アルカリ性の汚れ」にきく洗剤

汚れの種類:水あか、石けんかす、カルキ、尿石など

▶︎弱酸性洗剤
・酸素系漂白剤〈過酸化水素〉(液体)

▶︎酸性洗剤
・クエン酸
・塩酸

*pH値が6未満で、水あかなどアルカリ性の汚れを中和。アンモニア臭などアルカリ性の臭い消しの効果もある。

次ページ:温度、時間、物理的力も大切!(2/2)

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<レタスクラブ22年11月増刊号より>





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