厳しい中に光あり/2023年「九紫火星」の人の運勢

#くらし   
チャンスは秋以降にくる


コロナ禍から少しずつ日常を取り戻し始めた一方で、ロシアのウクライナ侵攻、安倍元首相の銃撃事件、ソウルの雑踏事故など、国内外で衝撃的な出来事が相次いだ2022年。変化し続ける状況と先の見えない不安に、気持ちが揺れ動く日々を過ごした人も多いのではないでしょうか。

2023年はどんな心持ちで備えれば良いのかを、「社会運勢学」の第一人者・村山幸徳氏の『展望と開運2023』から読み解いていきましょう。2023年のバイオリズムと家庭運を中心にご紹介します。

※本記事は村山幸徳著の書籍『展望と開運2023』から一部抜粋・編集しました

生まれ年から本命星を探す

生まれ年から本命星を探す

個人の運勢(下の記事)は、自分の生まれ年に巡っていた九星の本命星で見ます。年の変わり目は節分とし、2月3日生まれまでは前年で見ます。


「九紫火星」2023年のバイオリズム

九紫火星の2023年のバイオリズム

運勢の冬が到来する。元来、夏の星である九紫火星にとっては厳しさが募る一年となる。けれども、それも一年の前半に限ったことで、立秋を迎える手前頃には心の明るさが戻ってくるから安心してほしい。ただし、6月は運勢が強く落ち込む。ここでの決断や勝負などは避けるように。チャンスは秋以降にくるから、あせることなくじっくりと腰を据えて取り組むようにしよう。

年末から再び運勢は下降フェーズに入る。とはいえ、初夏のような落ち込みはなく、希望が溢(あふ)れている。2024年に向けて、いよいよ九紫火星の人生は新しいステージへと切り替わる。

「九紫火星」家庭と健康

九紫火星は元々、家族と縁が遠い。というよりも、いつも視点が少しずれているから、全体のなかで浮いてしまう特徴をもっている。家族といえども、この星を完全に理解することはかなり難しい。坎入により九紫火星の心に暗闇が広がる2023年は、こうした傾向がいっそう顕著になる。坎入を越えるためには、何よりも周囲の人に支えられる自分になることが不可欠。もっとも身近な家族にさえ理解されぬままに、この運勢を進むのは危険だと思う。

この機に、自身を大胆に家族に対して解放すべきだろう。自分の殻に閉じこもっている限り、幸せの青い鳥はやってこない。できるだけ家族との時間をとること。雄弁に語らなくても、リラックスした雰囲気で過ごす時間が、自然と九紫火星の凍(い)てついた心を溶かしてくれる。

健康面でも問題が頻発する。悩みから不眠になりがちで、自律神経の乱れは身体に様々な変調をきたす。更年期と呼ばれる年代の九紫火星は甲状腺にトラブルを抱えてしまったりする。そこから肥満が進むこともあるから、「食べすぎたせいよ」などと軽く考えずに、かかりつけ医に相談に行ってほしい。

また、予想もしなかった部位に病が見つかったりする。病は全て早期発見、早期治療が原則だから、2023年の人間ドックは例年よりも検査項目を増やしておくのがベターだ。多少の出費には目をつぶろう。健康よりも優先されるものなどないはずだ。健康のコツは何よりも良質な睡眠をとることにある。2023年は寝具やパジャマの素材にこだわるのもオススメ。

著=村山 幸徳/『展望と開運2023』

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