腕の悪い医者の代名詞「やぶ医者」。もとは腕の良い医者のことだった!?/大人の最強雑学1500(6)

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「やぶ医者」の元々の意味

『大人の最強雑学1500』6話【全31話】


普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた現代でも、意外と知らないことって多いですよね。知って得するものからびっくり仰天する驚きのネタまで、幅広い雑学ネタを知っておけば、人との会話に困らないかも…? 
文系理系じゃくくれない「大人の教養」から、厳選したおもしろ雑学をお届けします。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。


「やぶ医者」はじつは敏腕医師のこと


腕の悪い医者のことを「やぶ医者」というが、松尾芭蕉の弟子だった森川許六(きょりく)が江戸時代中期に編纂(へんさん)した『風俗文選』によると、かつては但馬国(たじまのくに)(現在の兵庫県北部)の養父(やぶ)にいる名医のことを指す言葉だったそうだ。

ところが、あまりに評判が高くなったことから「養父から来た医者」を自称する偽物が続出。いいかげんな治療をして高額な治療代を要求する不届き者の存在が社会問題になってしまう。こうしていつしか、「やぶ医者」は、腕の悪い医者の代名詞になってしまったという。

男性の「背広」のルーツはイギリスにある!?


男性が着るスーツを「背広」というが、その語源には諸説あり、市民服を意味する英語「シビル・クローズ」がなまったという説や、ロンドンの有名な仕立屋街「Savile Row」の名称にちなんだ「セィビル・ロー・スーツ」がなまったという説も語られている。

背広のルーツはイギリス?

最も有力とされるのは、明治時代初期の日本の仕立職人の用語に基づくもので、文字どおり「上着の背幅が広い」に由来するという説だ。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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