毎年の贈り物こそ「定番」を! お互いにラクになる方法

#くらし   
マキさんの定番ギフト岐阜「恵那川上屋」の栗きんとん

定期的にギフトのやり取りが増える時期ってありますよね。お中元やお歳暮もその慣習が薄れつつあるとはいえ、遠方の両親や義理の両親など、決まった人に毎年贈っているという人もまだまだ多いのでは? 贈る際、「ことしは何にしようかな?」とうきうきしながら考える人はそのままでいいと思うのですが、「去年はカステラを贈ったけどことしは何にしよう……」といった具合いに、いつも頭を抱えてしまう人には「ギフトの定番化」をおすすめします。

料理も最初に献立を考えるのが面倒なように、ギフトも「何を贈るか?」から考えはじめると、迷ったりして時間がかかってしまいます。でも「私が贈るのは毎年これ」とマイ定番を決めてしまえば、あとは購入するだけ。もらう側も「もうすぐマキさんから○○が届くから今は買わないでおこう」的な心積もりができてラクだと思っています。実際の私の定番は岐阜「恵那川上屋」の栗きんとん。岐阜の義実家から以前もらってとてもおいしかったので、これを定番にしました。

マイ定番を決めるためには、まず「甘いものとしょっぱいもの」「和菓子と洋菓子」「調味料とハム」など、違うA案とB案を用意して、どちらが好きかを相手に率直に聞いてみるのがいいと思います。事前に聞きにくいようなら、贈ったあとに「食べてどうでしたか?」「使ってどうでしたか?」など、感想を聞くのもアリ。聞いたら「ありがとう」といわれると思うんですが、その先の反応まで確認できるといいですよね。「そうか、家族みんなハムが好きなんだ」とか「老舗のようかんが好物なのね」と具体的に分かると、次の道筋が見えてきます。
ずっと「なんとなく」でギフトを贈り合うより、すぱっと「次は違うものにしましょうか?」などと相手に聞いてみましょう。ギフトに限らずですが、少しの勇気を持って自分から動く努力は、結局のところ自分をラクにしてくれると思います。

なんとなくをやめることで、皆さんの暮らしがよりラクになりますように!

シンプルライフ研究家 マキ

シンプルライフ研究家マキさん

不要なものは持たない「シンプルライフ」を通して、心に余白をつくる提案をする。雑誌やテレビなどで発信や講演活動も行なう。著書は『なくす家事』(小社刊)はじめ13冊。夫と中学生、小学生の女の子の4人家族。オンラインサロン「シンプルライフ研究会」主宰。

撮影/林 ひろし 編集協力/宇野津暢子 デザイン/河村かおり(yd)

文=レタスクラブ編集部

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