やる気が出ないことに落ち込まなくていい! ゆる~く考えられるコツ/あなたの「しんどい」をほぐす本(4)

#くらし   
やる気って、やり始めると出てくるもの

『あなたの「しんどい」をほぐす本』4回【全10回】


日々を生きていく中で、漠然とした「しんどさ」を抱えていませんか? その「しんどい」って、なんだか苦しいですよね。心の底から楽しいと思えなくなるし、なんだか朝から疲れているし、みんなといれば笑顔だけど家に帰れば「無」になるし、何もしたくないのに周囲に気を遣っちゃうし…。

そんな「しんどい」を抱えているあなたに送る、「頑張らずに読める」考え方。「自分なんて」が「自分らしく」に変わる心をほぐす言葉を、人気イラストレーター・もくもくちゃんの可愛らしいイラストと共にお届けします!

※本記事はPoche著、もくもくちゃんイラストの書籍『あなたの「しんどい」をほぐす本』から一部抜粋・編集しました。


「やる気が出ない」なんて、落ち込まなくて大丈夫。
それが「ふつう」だから

 やる気が出なくてなんとなくSNSを見ていたら、キラキラした人たちがやたらと目に入って、「みんなはこんなに頑張っているのに」「なんで私は、こんなにもやる気が出ないんだろう」「あ〜もう!」と、自分を責めてしまう……こんな経験、ありませんか?

 でもやる気って、やり始めると出てくるものなんです。
 だから、「やる気が出ない」なんて落ち込まなくて大丈夫。それが「ふつう」です。

 このテーマでは、やる気を出すためのコツを3つお伝えしますが、「やる気を出さなきゃ」なんて自分を追い込まないでおきましょう。「いざというときのために覚えておこう」くらいに考えてください。やる気があってもなくても、ちゃんと生きていけますから。

コツ1つめ。
 「心からやりたいこと」なのか、「実はそこまでやりたくないこと」なのかをハッキリさせる。
 やる気を出したい事柄について「私は○○をやりたい!」と口に出してみたときに、清々しい気持ちになれば「心からやりたいこと」。反対にモヤモヤや、違和感があるようなら「実はそこまでやりたくないこと」の可能性大です。

コツ2つめ。
 心からやりたいことの場合は、「○月○日○時から」と予定に組み込んでしまったり、「よし、やるぞ!」と気合いを入れて始めてしまいましょう。
 逆に、実はそこまでやりたくないことの場合は、さらっと始めること。「さて、やろうかな」のように、ゆる〜く考えるようにします。
 「1時間後に、あなたの大嫌いな人と食事です」と言われて、「よし、今すぐ準備しよう!」なんて思えませんよね。それと同じで、無理に気合いを入れるとますます嫌な気持ちが膨らみますから、仕方なく始めるくらいがちょうどいいです。

コツ3つめ。
 やる気を出すためのとっておきのワード、それが「とりあえず」です
転職活動を始めたいのにやる気が出ないなら「とりあえずパソコンを開いて検索すればOK」、英単語をマスターしたいなら「とりあえずテキストを開けばOK」という具合に、できそうなことから始めてみましょう。

「やる気が出ない」なんて、落ち込まなくて大丈夫


著=Poche、イラスト=もくもくちゃん/『あなたの「しんどい」をほぐす本』

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