「一度でいいから食べたい!」幻の中華スイーツ“サンプーチャン”がネットで話題

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海外には私たちが知らない変わった料理が沢山ありますが、特に種類が豊富な中華料理には、世間に知られていない不思議なメニューが多いようです。そんな中、最近注目を集めているのが「幻のスイーツ」とも呼ばれている“サンプーチャン”。不思議な食感が魅力だとネット上でも話題です。

■モチモチだけどくっつかない!? サンプーチャンが美味しそう

サンプーチャンは漢字で「三不粘」と書き、粘りがあるのに箸・皿・歯にくっつかないことからこの名前が付けられました。材料は「卵・ラード・でんぷん・砂糖」のみでとてもシンプルですが、調理が難しいと言われています。卵黄とでんぷん、砂糖、水を混ぜたものを鍋に入れ、ラードを加えながらしっかりと練るのですが、熱の加え方や時間のかけ方、練り方がなっていないと、焦げたり分離してしまうとのこと。作れる人が少なく、中々食べられないことから「幻のスイーツ」と呼ばれるようになりました。

当初は北京にある山東料理店「同和居」など限られた店舗で提供されていましたが、現在は日本で食べられるところも数軒あります。実際に食べに行った人がネット上に写真を上げているのですが、カスタードのような鮮やかな黄色い塊で、表面はツヤツヤ。スライムのようなトロトロもちもちの質感で、箸でつかむとお餅のように伸びるのが特徴的です。

食べた人からは「マーラーカオのような香りで食感は滑らか~。最高のお味でした」「まったりした口当たりと優しい甘さがたまりません!」と絶賛の声が。これに反応して「一度でいいから食べたいよ」「なにその不思議スイーツ! 美味しそう」「スライムみたい… かなり気になる」と興味を惹かれる人も続出。

中には手作りに挑戦する人もいるようですが、その多くは調理の難しさに苦戦したようです。SNS上では「サンプーチャン作ってみたけどダメだった…」「これでいいのか? すごく油っぽい」「全然綺麗に作れない! あのツヤツヤの表面はどうしたら出来るんだ」といった声が見られました。

■味が想像できない! 中華デザートの世界

手作りに挑戦した人の中には、漫画『鉄鍋のジャン』(著:西条真二)に登場したことから興味を持った人もいたようす。『鉄鍋のジャン』は料理の腕を競うグルメ漫画なのですが、サンプーチャンの他にも聞いたことのない中華デザートが続々登場します。特に話題となったのが、「“ハトの血”を使ったデザート」や「カエルのプリン」といったもの。聞いただけでは全く味が想像できない品々に、漫画ファンも「なんとかして食べられないかな…」「一体どんな味なんだ!」と食欲を刺激されたようです。

探せばまだまだ不思議な中華デザートがありそうですが、『鉄鍋のジャン』には大まかな作り方が描かれていることもあるので、気になった人は挑戦してみたら面白いかも?

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