キュウリはトゲトゲしているほうがおいしい? 鮮度を見極めるコツ

スーパーマーケット青果部に10年以上勤務し、SNSでは野菜の正しい保存方法やおいしい野菜の選び方のほか、いち早く野菜・果物の高騰情報を発信するなど、野菜のプロならではの鮮度のよい情報を惜しみなく公開している青髪のテツさん。
そんな青髪のテツさんによる、明日からスーパーで失敗しなくなる「選び方のコツ」を大公開! 野菜選びの「基礎・基本」をぜひ参考にしてみてください。
※本記事は青髪のテツ・著、わたなべみきこ・イラストの書籍『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』から一部抜粋・編集しました。
キュウリはイボが立っているほうがおいしい

キュウリの皮についているイボは、鮮度の目安になります。イボをさわると痛いほど鋭いものが新鮮です。鮮度が落ちてくると水分が蒸発してイボも丸くなってきます。ただし、イボがない品種もあります。
表面の緑色が鮮かなもの、かたいもの、太さが均一なものが質が良いとされています。少し曲がっているものでもくびれがなければ、味は良いです。
おしりの部分に水がたまってふくらんでいるものやへたがしおれているものは鮮度が落ちています。
表面についている白い粉は、ブルームとよばれる野菜から分泌されるもので、鮮度を保つ働きがあり、食べても問題はありません。
旬の目安
5、6、7、8、9月
生産地 TOP3
1位 宮崎 11.5%
2位 群馬 10.8%
3位 埼玉 8.3%
比べてみよう!
イボと両端の様子を見てみよう

おしりがふくらんでいるものは鮮度が落ちている

イボがしっかりしていてトゲが鋭いものは新鮮
野菜博士への道
ヒマラヤ山脈が原産地で、3000 年前から栽培されていたといわれています。日本には6世紀頃に中国から伝わりましたが、栽培されるようになったのは江戸時代。約95% が水分ですが、カリウムやビタミンCも含んでいます。カリウムは利尿作用があり、むくみを改善する効果が期待できます。
店員のヒトコト
春キュウリは皮が薄くみずみずしい!
著=青髪のテツ、イラスト=わたなべみきこ/『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』
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