
「ガン?…間違っている可能性はないんですか?」と聞き返しましたが、先生からは「うちの病院では手術ができないので他の病院を紹介します。年齢的にガンの進行は早いと思いますのでできるだけ早く決めてくださいね」と言われてしまいました…。夫と相談し「子どもたちには隠したりせず、ちゃんとガンのことを話そう」と子どもにもガンのことを伝えたそうです。すると…「病院に行って! さみしくてもガマンするから!だからちゃんと病気なおして元気になって帰ってきて」と子どもたちから励ましの言葉が。
「私は今までずっと間違っていたのかもしれない。家族のために私がガマンするのが普通のことで、ガマンしてあげたらみんなが楽でいるからいいなぁと思っていました。でも私ががんばりすぎて死んじゃったら子どもたちや夫はどうなるんだろう。私が自分を大事に生きていないとこの子たちはきっとすごく困る。夫も困る。自分の事を大事にしよう。それが大切な家族を守ることにつながる」と語っています。
家のことや子育てに追われていると、つい自分のことはおろそかにしてしまいがちですよね。しかし、家族を支えることができるのも健康があってこそ。自分の体の声に耳を傾けて、自分自身を大事にすることも必要なことではないでしょうか。
著=やよい かめ/『鼻腔ガンになった話』
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