これが私の定番! のりの味がしみたごはんにおかずが合う「王道のり弁」/笠原将弘の「毎朝父さん弁当」(5)

これが私の、ノリで詰めた定番のり弁。

よし、毎日お弁当を作ってやろう! 毎朝のお弁当ルーティーン/笠原将弘の「毎朝父さん弁当」
『笠原将弘の 毎朝 父さん弁当』 5回【全8回】


東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」マスターの笠原将弘さん。彼が毎朝お子さんのお弁当を作ってたどり着いた、おいしくて簡単に作れるお弁当レシピをご紹介!

忙しいからこそ、晩の自分のつまみ作りのついでに翌日のお弁当作りもするルーティンができたり、お弁当作りに応用がきく食材が分かったという実体験から生まれたお弁当レシピの数々は、人気料理人である笠原さんお墨つき。

プロが作る愛情のこもったお弁当、ぜひ参考にしてください。

※本記事は笠原将弘著の書籍『笠原将弘の 毎朝 父さん弁当』から一部抜粋・編集しました。


※情報は2022年2月時点の情報です。

王道のり弁

梅干しと卵焼き、のりの味がしみたご飯に合わせるとうまい、
彩りにもひと役かってくれる焼きたらこもサービス。
あとは、茶色くておいしい炒め物などを端に詰める!
これが私の、ノリで詰めた定番のり弁。

王道のり弁


◆材料:2人分
焼きのり 2枚
しょうゆ・みりん 各適量
温かいご飯 適量
梅干し 2個
じゃこいんげん(下記) 適量
ちりちりしらたき(下記) 適量
焼きたらこ(下記) 全量
卵焼き 適量

◆詰め方
1 焼きのりは1枚を16等分に切る。

2 しょうゆとみりんは3:1の割合で合わせておく。

3 2に1を1枚ずつさっとくぐらせ、ご飯の上に敷き詰める。

海苔を調味料にさっとくぐらせ、ご飯の上に敷き詰める。

全面に敷き詰めたら、上からご飯を詰め、同様にのりを敷き詰める。

その上からご飯を詰め、同様に海苔を敷き詰める。


4 梅干しをのせ、じゃこいんげんとちりちりしらたきを端に詰める。

梅干しをのせ、じゃこいんげんとちりちりしらたきを端に詰める。

焼きたらこと卵焼きをのせる。

焼きたらこと卵焼きをのせる。


じゃこいんげん

◆材料:作りやすい分量
さやいんげん 6本
ちりめんじゃこ 30g
A[酒 大さじ1、しょうゆ・みりん 各大さじ1/2]
白いりごま 小さじ1
ごま油 小さじ1

1 いんげんは長さを3等分に切る。

2 フライパンにごま油を熱し、1とじゃこを炒める。いんげんがしんなりしたら A を加えて煮からめ、白ごまをふる。

じゃこいんげん


焼きたらこ

◆材料と作り方:作りやすい分量
たらこ1腹はアルミホイルにのせ、オーブントースターで軽く焼き目がつくまで焼く。食べやすい大きさに切る。

ちりちりしらたき

◆材料:作りやすい分量
しらたき 1袋(約200g)
にんじん 50g
A[酒 大さじ3、砂糖 大さじ1、しょうゆ 大さじ1と1/2]
粉山椒 少々
サラダ油 大さじ1

1 しらたきは沸騰した湯で下ゆでし、ざるにあけて食べやすく切る。

2 にんじんは5cm長さの細切りにする。

3 フライパンに油を強火で熱し、1 をちりちりして水けがとぶまで炒める。

4 2 を加えて炒め、油がなじんだら A を加えて煮からめる。仕上げに山椒をふる。

ちりちりしらたき


【著者プロフィール】
笠原将弘
東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」マスター。一男二女の父でもある。テレビをはじめ、雑誌連載、料理教室、イベントなどで幅広く活躍。2013年に「賛否両論 名古屋」を、2019年に「賛否両論 金沢」を開店。著書に『鶏大事典』『超・鶏大事典』『実は、一菜でいい。おいしいおかずが一品あれば、それで充分という提案』(すべてKADOKAWA刊)など多数。

著=笠原将弘/『笠原将弘の 毎朝 父さん弁当』

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