ニシンの卵なのに、なぜ「数の子」と呼ばれる?/雑学うんちく図鑑(28)

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ニシンの卵

『雑学うんちく図鑑』28話【全38話】


普段は意識していなくても、改めて考えてみると私たちの身の回りには、知らないことや素朴な疑問は案外たくさんあるもの。中には「間違って覚えていた…」という知識もあるかもしれません。

動物や植物に関する不思議や、まぎらわしい日本語の意味、食べ物にまつわる意外な事実など、さまざまなジャンルの中から、つい誰かに話したくなる雑学うんちくをピックアップ! イラストと共に分かりやすくご紹介します。

※本記事はケン・サイトー著の書籍『雑学うんちく図鑑』から一部抜粋・編集しました。


ニシンの卵が「数の子」と呼ばれるフシギ

「カドの子」→「カズノコ」と変化


ハミダシうんちく

おせち料理などで食べられる「子持ち昆布」というものがありますが、この「子」とはもちろん昆布の卵などではなく、これもニシンの卵。ニシンは昆布などの海藻に卵を産み付ける習性があり、その卵が産み付けられた昆布を調理したものが「子持ち昆布」です。つまり「子持ち昆布」に付いているものと「数の子」は同じもの(=ニシンの卵)なのです。

著=ケン・サイトー/『雑学うんちく図鑑』

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