「やっと今日初めて仕事以外のことを考えられた」懐かしいドーナツに癒やされる/泣きたい夜の甘味処(1)
仕事がうまくいかないとき、大切な人との別れを経験したとき、心配事があるとき…。人生には辛い経験がつきものですが、しんどい気持ちを甘いものが引き上げてくれることもありますよね。熊と鮭が営む不思議な甘味処にも、そんなふさぎ込みがちな心を抱えたお客さんが迷い込みます。
心に寄り添ったおもてなしを受けて、前を向くきっかけをもらって帰っていくお客さんたち。漫画に合わせて、編集部おすすめのレシピも掲載。あなたの心も、きっと癒やしてくれるはずです。
※本記事は中山有香里著の書籍『泣きたい夜の甘味処』から一部抜粋・編集しました。
疲れ果てたビジネスマンとドーナツ
マンガ/著=中山有香里『泣きたい夜の甘味処』(KADOKAWA)
▶ドーナツが食べたい!そう思ったら…
甘い物に癒されたい時ってありますよね?
そんなとき「ドーナツ」を手作りしてみるのもいいのではないでしょうか。
無心になって甘いものを作ると、ちょっとお疲れなこころもほぐれていくかもしれません。
ひと口ほおばれば子どものころを思い出す「懐かしドーナッツ」
■材料(直径7cmのもの8~10個分)
卵…1個
薄力粉…100g
強力粉…50g
ベーキングパウダー…小さじ11/2
バター…20g
牛乳…大さじ2
きび砂糖…50g+適量
レモン汁…小さじ1
揚げ油…適量
※電子レンジは500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
■下ごしらえ
1.バターは電子レンジで約30秒加熱して溶かす。
2.簿力粉、強力粉、ベーキングパウダーは混ぜ合わせておく。
■作り方
1.ボウルに卵ときび砂糖50gを入れて、泡立て器でよくほぐし混ぜる。牛乳、レモン汁、溶かしバターの順に加えて、そのつどよく混ぜる。レモン汁を加えることでふくらみがよくなり、食感も軽く仕上がる。合わせた粉類をふるい入れ、へらでさっくり切るように混ぜ、粉けがなくなったらラップの上に取り出して包み、冷蔵庫で1時間休ませる。
卵と砂糖はよくほぐし混ぜて。
冷蔵庫で休ませることで、生地がぐんと扱いやすくなる。
2.揚げ油を低温(約160℃)に温め始める。生地を取り出してラップを広げ、べたつくようなら打ち粉(強力粉・分量外)をふってめん棒で1cm厚さにのばし、口径約7cmのコップの縁に打ち粉をつけ、円く抜く。さらにペットボトルのふたで中央も円く抜く(指で穴をあけるよりもきれいにあく)。コップで抜いた残りを合わせて再び1cm厚さにのばし、同様にコップとふたで抜いて8~10枚作る。
生地は包んでいたラップを広げた上で、なるべく均等な厚さにのばして。
コップの縁にそのつど打ち粉をすると、きれいに抜ける。
3.揚げ油に生地をそっと入れる。生地がふくらむと穴が縮まるので、菜箸を穴に差し込んで、静かに回しながら揚げる。きつね色になってきたら上下を返し、両面色よく揚げて油をきる。両面で3分が目安。ふたで抜いた円形も一緒に揚げて。ボウルにきび砂糖適量を入れてドーナッツを熱いうちに入れ、両面にまぶす。
加熱し過ぎないように、きつね色になったら上下を返す。
【ポイント】
砂糖は上からふるよりも、砂糖の上にドーナッツを置いてまぶすほうが、まんべんなくつく。
まわりにたっぷり砂糖がついていて、外はサクッ、中はふんわりやさしい素朴な味。思わず子どもの頃のように両手でほおばりたくなります。ぜひ作ってみてくださいね。
懐かしドーナッツ レシピ考案=なかしましほ/撮影=広瀬貴子
Information
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