政略結婚をした男女。「恋人でも作れよ」夫の一言に妻の反応は/超訳百人一首 うた恋い。(4)

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恋人でも作れよ

『超訳百人一首 うた恋い。』 4話【全6話】


はるかな昔から歌い継がれ、愛されてきた百人一首。 平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての公家・歌人である藤原定家が選定した百の和歌には、現代の私たちも共感ができる普遍的な「人の思い」がみごとに詠みこまれています。

とりわけ「恋」の和歌にこめられた思いは、驚くほど昔も今も変わらないもの。歌人たちの恋と人生とはどんなものだったのか…。そんな百人一首の深い魅力を、恋の歌を中心にコミックで分かりやすくお届けします!

※本記事は杉田圭著、渡部 泰明監修の書籍『超訳百人一首 うた恋い。』から一部抜粋・編集しました。


和歌(うた)物語

筑波嶺の みねより落つる みなの川 
恋ぞつもりて ふちとなりぬる

<陽成院>

陽成院/貞明(ようぜいいん/さだあきら)

陽成院/貞明

第57代天皇。母は藤原高子。名は貞明。9歳で即位したが、常識を逸した行動が目立つとして17歳で退位させられ、60年以上に及ぶ長い隠遁生活を送った。

綏子内親王(やすこないしんのう)

綏子内親王

陽成院の次の天皇となった光孝天皇の皇女。退位した後の陽成院に嫁いだ。

所詮、政略結婚だ

心配してやっているのさ

本当の私を見ようとする者などいるものか


著=杉田圭、監修=渡部泰明/『超訳百人一首 うた恋い。』

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