女の悩みにズバリ回答!「無口な夫。何を考えているか分からない…」

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いくつになっても尽きないのが、女の悩み。勇気を出して向き合ってみませんか。今回は「無口な夫」に関するお悩みに、作家の桜木紫乃さんがこんなアドバイスを……。

【お悩み】

夫が無口な人なのは分かってはいたのですが、結婚16年目、ますますしゃべらなくなりました。話は聞いてくれるし、頼めば何でもしてくれます。しかし、「○○しよう」とか、「どこかに行こう」といったことは、全く言いません。何も言わなければ休日は昼過ぎまで寝ているので、私が予定を決めるしかなく、何を考えているのか全く分かりません。もっとしゃべりかけたらいいんでしょうか?(愛知県 かずきまま 45歳)

【桜木さんの回答】

男の人って、外であまりにも無口だと、キャラクター重視のお仕事でもないかぎり仕事に支障出るかも。結婚16年目、ますますしゃべらないのは、家の中くらい気を遣わないでいたい心の表われか、自分が話さなくても女房が話を振ってくれるという安心感か。話は聞いてくれるし、頼めば何でもしてくれる。これぞ「お前と一緒にいたい」気持ちの、無口な男なりの表現方法でありましょう。

「○○しよう」「どこかに行こう」は、両方がお互いの考えを譲らなかったらケンカになりますって。ご主人は、一見夫婦の時間を面倒くさがっているように見えるかもしれないけれど、煩わしいと思っていたら、女房の話なんぞ聞いてはくれませんよ。無口な男がよくしゃべるときって、緊張しているか隠し事しているときだから。無口なままならご安心ください。

ご相談を読むかぎりでは、ご主人はあなたと一緒にいるために生まれてきたようないい男だと思いますよ。「何考えてるの?」と尋ねて「何も考えてない」って返ってくるなら大丈夫。何か考えていたら「放っておいてくれ」って言うと思うの。それでもまだ何を考えているか分からないとしたら――。そりゃあなたがご主人のことを大好きで、結婚16年にしてまだまだ目がくらんでいるということです。このまま老後になだれ込む幸福を、誰が止められましょう。

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Information

回答者:桜木紫乃さん
さくらぎしの/作家。北海道生まれ、在住。子ども2人を育てながら作品を発表。2013年、『ホテルローヤル』で直木賞を受賞。最新刊は『氷の轍』(小学館)。


イラスト(桜木さん似顔絵)=伊藤和人

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