時間帯によって光の強さが変化! ポートレートで重要な「ライティング」を知ろう/好き」を伝える 写真の教科書(1)

SNS時代に身に着けたい写真術、日本最大級のオンライン写真教室代表が教えます!
オンライン写真教室CURBONの代表で、自身もカメラマンとして活躍する武井宏員さん。そんな武井さんが伝授してくれるのは、SNSで「伝わる」写真の撮影技術です。
多くのカメラマン、カメラを学びたい人と交流がある武井さんだからこそ伝えられる技術の数々。初心者~中級者の方はぜひ参考にしてください。
※本記事は武井宏員著の書籍『撮り方の基本からSNS発信まで 「好き」を伝える 写真の教科書』から一部抜粋・編集しました。
サイド光で顔をしっかりと写し止める
ポートレートでは、「モデルのどこに光を当てるか(ライティング)」がとても重要です。ライティングでは、サイド光やレンブラントライトを意識してみましょう。また、屋外撮影では時間帯によって光の強さが変わってきます。例えば、優しい雰囲気には夕方のやわらかい自然光といったように、作品の雰囲気に合った光を選択することも大切です。

DATA:Canon EOS R5・EF24-70mm F2.8L II USM
夕方に撮った一枚。モノクロ化によって、よりシンプルになった。
光を取り込み表情に陰影をつけよう
今回の作例では、優しい雰囲気を演出したかったので、夕方の優しい光をサイド光で当てました。サイド光は顔をしっかり写すだけでなく、表情の陰影がつくのでナチュラルな印象に仕上げることができます。また、光の時間帯を意識するだけでなく、会話などのコミュニケーションでモデルとの心理的距離感を縮めることから始めましょう。そうすることで、お互いリラックスした状況で撮影することができるのです。
ーPOINTー

Check
レンブラントライトとは人物の鼻筋に対し、ライトを斜め45度の角度で上方から当てることで、影になる顔半分の頬辺りに三角形のハイライトを作るライティング。 顔の立体感、陰影が強調されます。
a 光の角度を調整する
角度が甘いとマスクのような影が顔を覆ってしまいます。サイド光を当てるときは、顔の向きで光の入れ具合を調整しましょう。
b 自然な姿を演出する
ポージングが硬いと感じてしまうときは、手すりに手を置いてもらうなどするとよいでしょう。リラックス効果で自然体な姿を引き出せます。
c あえてモノクロに
シンプルな作品に仕上げたいのであれば、モノクロもおすすめです。色の情報量が消え、よりモデルが際立ちます。
著=武井宏員/『撮り方の基本からSNS発信まで 「好き」を伝える 写真の教科書』
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