夏冷えを完全撃退!時間をかけずに体の芯からぽかぽかになる夏の入浴法とは?
夏の入浴。ポイントは全身をお湯につけること
冷房や冷たいドリンクで冷えてしまった体を、あまり時間をかけずに温めるためのコツは、次の3つです。
その1 40℃のお湯に10分つかる
冷えの改善やリラックス、美肌などに効果的な温度と時間が「40℃・10分」。中断してもOK。トータル10分を目安にして。
その2 肩までつかる全身浴
お湯につかる面積が広いほど、温熱効果は高まる。高血圧や心臓が弱いなど心配がある人以外は、肩までしっかりつかって温まろう。
その3 炭酸入浴剤を使う
真夏で40℃は熱いという場合は、38℃のぬるま湯に炭酸系の入浴剤を入れよう。温度に関係なく炭酸効果で血管が拡張され、血行が促進!
これはNG!
2日目のお湯は雑菌が6000倍
お湯が汚れていないと、翌日も追いだきして入りたくなる。ただし、目に見えなくても雑菌は6000倍に増殖! 衛生的におすすめできない。
実はNG!? 冷えが取れない入浴法
冷えを取るためには、一見よさそうに思えるこんなこと。実は要注意なんです!
熱いお湯につかる・・・×
お湯が熱いと体は早く温まるが、冷めるのも早い。また、交感神経が刺激され、血行も悪化するので、冷え改善には逆効果に。
※ただし、冷たいものをよく食べる、下痢や便秘をしやすいなどの特徴がある「内臓冷えタイプ」には有効。
半身浴で汗をかく・・・△
温熱作用、水圧による血行促進作用、浮力によるリラックス作用のどれもが、全身浴の倍の時間が必要。あえて長時間入りたいなら◎。

最後に冷水を浴びる・・・×
「毛穴が収縮して体に熱を閉じ込められる」といわれるが間違いで、体を冷やすと温熱効果が失われる。最後は温水で体を温めよう。
* * *
暑くてついおっくうになってしまう夏の入浴。でも、冷えは体の大敵です!浴槽につかるのは毎日でなくてかまいませんので、この入浴術を活用しながら、夏でもぽかぽか体質を維持しましょう。
イラスト/カラシソエル 編集協力/及川愛子
文=高梨奈々
Information
<レタスクラブ ’23 8月号より>

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