【ニチレイフーズが伝授!】1年中使いたい! キャベツ&レタスの冷凍方法/食材の冷凍、これが正解です!(2)

長年冷凍食品を研究してきたニチレイフーズ直伝、冷凍をフル活用する神テク集!
誰もが当たり前のように取り入れている冷凍保存。ですが、自信を持って「うまく活用できています!」と言える人、そんなに多くはないかもしれません。そんな人たちのギモンや悩みを解消するため、冷凍食品では業界最大手のニチレイフーズが、冷凍保存のアドバイスやレシピを紹介してくれます。
毎日の料理に必ず役立つ神テク。ぜひ参考にしてください!
※本記事は株式会社ニチレイフーズ監修の書籍『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』から一部抜粋・編集しました。
野菜の冷凍保存ルール
野菜を冷凍すると味や食感が変わりがち。でも少しのコツで風味は段違い!
「野菜の冷凍」4つの基本
1 食材を薄く平らにし、効率よく急速冷凍
薄く広げれば短時間で食材が凍り、氷結晶は小さいままなので細胞壁破壊が最小限に! 解凍も早くなり、使う分だけ手で折って使えるメリットも。
2 金属製のバットなどに食材を並べて冷凍
アルミなど熱伝導の良い金属製のバットにのせて冷凍すると、冷凍までの時間を短縮できる。ラップの上からアルミホイルで包んでも◎。
3 空気を遮断し、食材を乾燥から守る
冷凍庫内はとても乾燥している。ラップで包む、冷凍用保存袋に入れてなるべく真空状態にするなど、食材から水分が蒸発することを防いで。
4 粗熱をとり、水気を拭き取って霜を防止!
熱いまま冷凍すると結露で霜ができるうえに、他の冷凍食材の劣化にもつながる。余分な水分も霜の原因になるので、野菜の水気を拭いてから冷凍を。
キャベツ
大量消費できる3種の切り方を覚えておこう <保存2週間>

キャベツは「生」で冷凍できる!
洗った後、細切り(1~1.5cm)、ざく切り(約4cm角)、細めのくし形切り(約3cm)など用途に合わせて切っておくと便利。水気をしっかり拭き取った後、冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて薄くして冷凍する。

解凍 汁物や炒め物なら、そのまま

事前解凍なしで加熱調理に使用。細切りの冷凍キャベツは味噌汁などの汁物やスープ類がおすすめ。

ざく切りの冷凍キャベツは炒め物向き。くし形切りは肉などと合わせてメイン料理に使いやすい。
Recipe 豚肉とキャベツのレンジ蒸し

1 深めの耐熱容器に冷凍くし形切りキャベツ5切れを並べ、豚バラ肉薄切り150gをキャベツの隙間に、挟むようにのせていく。
2 1に酒大さじ1を回しかけ、塩、粗びき黒こしょう少々をふり、ふんわりとラップをして、電子レンジ(600W)で約10分間、肉の色がしっかり変わって火が通るまで加熱する。
3 市販のごまだれ適量を添える。
レタス
買って「すぐ」使わない分を急速冷凍! <保存3週間>

アルミホイルで包んで急速冷凍
傷みやすいため、購入してすぐ使わない分を冷凍するのが◎。ちぎったレタスは変色しやすいので、なるべくスピーディに冷凍すること。冷凍用保存袋をアルミホイルで包む方法以外に、金属製のバットにのせる方法でもOK。
解凍 必ず凍ったままで加熱調理
解凍すると水分が出てべちゃっとしがち。凍ったまま加熱して料理に使うのがおすすめ。スープや味噌汁などの汁物、炒め物、蒸し物などに、凍ったまま加えて調理する。

ちぎりながら保存袋へ
買ってすぐに作業しよう

食べやすい大きさにちぎって冷凍すると便利。洗った後にペーパータオルで水気を拭き取り、手でちぎりながら冷凍用保存袋へ。この時点で芯や変色している部分は取り除いて。レタスは金属に触れて反応すると色が変色しやすいという特徴も。包丁は使わないのがベター。
サニーレタスも冷凍できる!
こちらも加熱調理で使用

サニーレタスなどのその他のレタスも冷凍保存可能。上記のレタスと同様の方法で、食べやすい大きさにちぎって冷凍するとよい。こちらも加熱調理してから食べること。
著=株式会社ニチレイフーズ/『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』
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