秋は髪の傷みが気になるのはなぜ？ 傷みの原因と「秋のヘアケア」4つのポイント

最初のゆすぎで汚れの大半を落とす！「シャンプー」

シャンプーの目的は、剥がれ落ちた皮膚や余分な皮脂を落とすこと。実はこれらのほとんどが、お湯で流すだけの「予洗い」で落ちるのです。またシャンプー前のブラッシングも大事。髪が絡まることによるダメージを防げます。

シャンプー剤は、どのくらい洗う必要があるかでセレクトを。スタイリング剤をつける人、仕事などで汗をかく人は、脱脂力の強い高級アルコール系を。スタイリング剤を使わず、あまり外出しない人なら、やさしい洗浄力のアミノ酸系を。ライフスタイルに合わせて選びましょう。

ダメージケアできるシャンプー術

（1）入浴前に必ずブラッシングを

髪が絡まなくなり、全体を均一に洗いやすくなるので、マスト。

（2）丁寧な予洗いで汚れの8割を落とす

これがいちばん大事な作業。シャワーヘッドを頭皮に当ててしっかりゆすぐ（38～40℃・水圧弱め・1分半）。これだけで8割の汚れが落とせるうえ、泡立ちもよくなるのでシャンプーは少量でOKに。

（3）残った汚れを少量のシャンプーで落とす

残りの汚れはシャンプーの泡で落とすので、しっかり泡立てる。最初にシャンプーをつける場所が最も汚れが取れるので、耳のうしろや側頭部につけるとよい。ゴシゴシ洗う必要はなく、指の腹でもむ程度でOK。

（4）手ぐしで整えてからシャンプーを流す

手ぐしでとかしてシャンプーを流すと、摩擦を軽減できてキューティクルの保護になる。シャワーでよく洗い流す。

おすすめのシャンプー

外と内からWで潤いを補修

アミノ酸系成分配合。乾燥やパサつきが気になる髪も、内部まで潤いを補修します。毛先まで指通りがなめらかな髪に。スティーブン ノル モイスチュアコントロールシャンプー W 500ml ￥1,760（編集部調べ）／コーセー

毛先までしっとり。香りも心地いい

アミノ酸系成分配合。乾燥で広がる髪を、手触りしっとりの髪へ。精油の香りも◎。ザ パブリック オーガニック スーパーバウンシー 精油シャンプー 480ml ¥1,793／カラーズ

椿オイルの力で毛先までまとまる

うるおい艶チャージ成分配合。髪の水分を逃さず、リッチなつや髪に仕上がります。TSUBAKI プレミアムモイスト&リペア〈シャンプー〉 490ml ￥847（編集部調べ）／ファイントゥデイ

炭の力で頭皮までスッキリ洗い上がる

弱酸性処方の泡が出るので、泡立てる手間いらず。配合された炭が汚れを吸着して、しっかりクレンジング。クロナクレンジングスパシャンプー スミ 320ｇ￥3,960／ミルボン（美容室専売品）

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毎日やっていても意外と知らないことが。まずは、シャンプー前のブラッシングと、丁寧な予洗いをサボっていたので、実行したいと思います！（編集：三橋）

お問い合わせ：カラーズ 050-2018-2557　コーセー 0120-526-311　ミルボンお客様窓口 0120-658-894　ファイントゥデイお客さま窓口 0120-202-166

イラスト／chieko　取材・文／長田由香